保育士のマネジメント
ここ最近、一般企業の会社や組織の人たちの話を聞くことが、多くなってきて、保育士のマネジメント不足が気になった。
人が辞めていく入ってこないことが多い現場では、マネジメント不足が大きな要因であると思った。
会社組織になると、その辺がすごくしっかりしているところが多く、特に新人育成への力の入り具合が違うと感じた。
もちろん、すべての保育園、幼稚園がマネジメント不足ということではないが、多くの所がそうではないかと思っている。
保育現場では一年目から担任を持つことはほぼないとされているが、保育士不足の現状があるので、一年目から担任を持たなければならないところもあるはずだ。
保育実習や、学生から社会人になった大人みたいな子どもにとっては、正直、逃げたいことばかりだろう。
キャリアアップなどの研修もあるが、実際、学生時代学んだことの復習だと感じる。
保育観については、人それぞれで難しいところだ。
新人の頃は、保育観どころではない。慣れること、子どもと接すること、保護者、人間関係、書類などたいったことで、精一杯だ。
慣れて、いろいろな人の保育を見て、感じて、体感することで自分の保育観が出来上がってくる。
保育観ができあがるまでに人それぞれだが、少なくとも3年〜5年はかかると思っている。
こういう保育がやりたいと思うと、次は一緒に組む保育士が難しかったりと、保育方針がと悩みも尽きないはずだ。
こういったことから、保育士のマネジメントがすごく大切だと感じた。
マネジメントができている園は、子どもも保育士も成長でき、いい環境で育つことができると思う。
保育業界のマネジメントが少しずつ増えていきますように。