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興味関心を新たに広げられた場所。とにかく今は自分の可能性を信じて。-開発支援 nana先輩-

みなさんこんにちは。人事のおちぃです。

就活において、企業選びに伴い興味関心が高くなること、それは「配属先」という方も多いのではしょうか??
結局この会社で、「何ができるの?」「どの職種に関わることになるの?」などなど、配属先は気になりなるものですよね(笑)。

私が関わってきた学生さんの中には、キャリアイメージを具体的に立てるからこそ「結局、理想の職種イメージと配属先が異なってしまった時が不安、だからこそが最終的な就職先が決められない」とおっしゃている方もいました。

現在MTGでは総合職一括採用を行っており、配属面談でご本人の意向を伺った上で、その方の「強み」を一番生かせる場所はどこかという観点を掛け合わせて配属先を決めていきます。

実は、本日ご紹介するnana先輩も、初期配属では、希望配属先とは少し異なった部署でキャリアをスタートさせたメンバーの一人。配属当初の率直な想いや、今感じることをリアルに書いてくれました^^

是非ご一読いただけますと幸いです。

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◆私ってこんな人

■経歴
・生物資源科学部 生命工学科 卒業
・MTG入社 法務知的財産本部 知的財産部

■性格
・人見知り、内向的

◆学生時代について

高校時代は女子サッカー部に所属しており、部活動中心の生活をしていました。大学では酵母の生殖に関する研究を行い、一倍体で減数分裂してしまう変異体の原因遺伝子を調べていました。当時は、研究室の先輩に負けないくらいの研究成果を出したいと思い、深夜まで研究室にこもって実験をしていました。また、フットサルサークルに入り運動もしていました。

◆MTGとの出逢いと入社の決め手

■MTGとの出逢い
MTGとの出逢いは合同企業説明会です。「”MTGは世界一の企業になる”という目標を掲げ、その目標に向かって社員のベクトルをそろえ全員経営を行っている。」そんな話を聞いて、ここなら夢中になれることが見つかりそう!と率直に感じました。

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また「一人ひかる、皆ひかる、何もかもひかる」という企業理念にも共感しました。この言葉には、一人ひとりがひかり輝くことで、お客様、パートナー様をひかり輝かせ、最終的には地域社会、世の中全体を光り輝かせるといった意味が込められていて、実際に企業説明会で会った社員の方も生き生きと会社のことについて話していたことが印象的でした。
率直に、こんな人たちと一緒に働きたいと強く思いました。

■数ある企業の中から、なぜMTGに入社を決めたのか?
私がMTGに惹かれた理由は、学生時代の部活動の経験に紐づく部分が多いと考えています
私は、高校時代は部活動、大学時代はサークルに入っていましたが、大学のサークル活動に対して何か物足りなさを感じていました。なぜなら、私が入っていたチームには目指すべき目標が無く、まとまりがなかったからです。サークル活動では、週に2回練習を行い、大会にも出場していましたが、大会に出て勝ちたいと真剣にプレーする人と、遊び感覚で手を抜いてプレーする人が混在していました。そのため、私は高校時代の部活動のように夢中になって取り組むことができずにいました。

確かに高校の部活動ではしんどいことも多かったのですが、全国大会出場を目標にチーム全員で励まし合いながら戦っていました。残念ながら目標には一歩及びませんでしたが、チームメンバーの気持ちは一つになっていて、夢中で部活動をしていたなと思います。このこともあり、社会人として働くことになっても、高校の時の部活動のように、一つの目標に向かって全員で走っていけるような会社で働きたいと考えていました。

また、就職活動の面接において、私は自己アピールが得意な方ではなかったのですが、当時MTGの面接では、1時間という時間をかけて私の過去を振り返りながらどういう考えをもって行動してきたのか、良い面も悪い面も知ろうとしてくれました。自己表現が苦手な私に、時間をかけて丁寧に聞いてもらえたことが印象的で、その上で採用されたことは大変嬉しく、MTGで働くことを決めました。

◆”知的財産”を扱う部署での業務とは

■”知的財産部”のミッションや役割
現在私は、知的財産部の特許・意匠担当者として、技術発掘、出願・調査・権利化を主たる業務としています。

実は、元々開発職を希望していたのですが、知的財産部の配属となりました。当初はそもそも「知的財産」という部署が何をしている部署なのかさえよくわからず、配属発表の後、インターネットで検索しているぐらいでした。(笑) また、同時に開発に配属された同期を羨ましく思う自分もいましたが、配属後知的財産部の研修を受けていくうちに、知財の仕事も面白そうだなと思うようになりました。

知的財産権に関する知識は全く無かったので、0からのスタートでしたが、配属後は約1年間かけて事務管理業務や特許・意匠・商標の実務研修を行いました。そこでは、知的財産権に関する基本的な知識を教わると共に、実際に起こりうる事象の演習を通して知的財産に関する実務を理解し、基礎的なスキルを学びました。

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実務研修を終えた後は、特許出願の(※)拒絶理由通知への対応を初めて任されました。当初は不安が大きかったですが、弁理士の先生や社内の先輩方と共に、拒絶理由を解消する為にはどうすればよいのか検討を重ねた結果、拒絶理由の解消に成功し特許査定がでた時は、とても達成感がありましたね。

※特許出願に係る発明の審査において、特許性が認められない拒絶理由が発見されると、特許庁より拒絶理由が通知されます。拒絶理由に対する応答方法としては、その拒絶理由が妥当でない場合には意見書で反論を行い、拒絶理由が妥当な場合には、特許請求の範囲の記載を補正して、公知技術との違いを明確にします。

◆MTGのブランドを守る知財業務を通して思うこと

知的財産部では、各ブランドの製品に関する技術発掘から権利化までを、数名で助け合い、協力して行っています。各ブランドの開発スピードは早く、次々に新しいアイテムが発案されているため、業務1つ1つの工程を把握するには、情報をもらえるまで待っているのではなく、“自分でやってみる”、“自分で調べてみる”ことが日々求められます。

そうした経験を通じて、「知識がないからできない、若手だから知らない」と言って甘えることは許されないと思うようになりましたし、ブランド開発がスピーディーに進められる環境であるからこそ、先輩たちから教えてもらうだけではなく、自主的に学習を行い、自分から学ぶ姿勢が大切なのだと感じています。

また、MTGには様々なブランドがありますが、各ブランドの開発に関わることが出来るのは知的財産部の面白さだと思います。特許や意匠の権利化には知的財産権に関する知識だけではなく、各ブランドの製品知識も習得する必要があり、実際に製品を分解して内部構造を調べたり、開発担当者から直接製品の特徴を聞いたりすることができるのも知的財産部ならではの業務だと思います。

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配属当初、知的財産という部署が、何をする部署なのかさえよく分かっていなかった私からすると驚きですが、今では、開発部署での業務に対する関心以上に、もっと知財の知識を深めたい、勉強したいという想いの方が高まってきていると感じています。将来、もし開発業務に携われる機会が巡ってきたとしても、今知的財産部で経験していることは大いに生かされると確信しています。

◆これからの目標

昔から困っている人を助ける仕事がしたいと思っていました。
今、MTGの特許・意匠の権利化担当者として出来ることは、お客様を模倣品の被害から守ることだと思います。その為には、将来どのような模倣品が出てきそうなのかを予測して出願内容の検討を行う必要があります。まだまだ未熟ではありますが、将来は自分が携わった権利で模倣品を取り締まり、お客様が模倣品被害に遭わない環境づくりに努めていきたいです。

◆就活生のみなさんへ

社会人になって過去を振り返った時「就職活動もっと頑張っておけばよかった」というような後悔がないよう就職活動をやりきってください!仕事をしていると、私のように、将来の目標ややりたいことが少し変わってくることもあると思います。だからこそ、今はあまり思いつめず、視野を広げて色々な会社を見てみてください!

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いかがでしたでしょうか。

私はnana先輩の「もっと知財の知識を深めたい、勉強したいという想いの方が高まってきている」という言葉にあるように、入社後新たにご自身の興味関心を広げている姿が非常に印象的でした。また、目標に向けて、今の経験や学びを糧にしようとされる姿も素敵ですよね。

就活時や入社前は、「配属先はどこになるのか」という不安は結構あると思います。私もそうだったからこそ気持ちはとても分かります。(笑)
しかし、思い切って飛び込んでみることで、新たに自分の強みを発見したり、興味関心を広げられたり、ゆくゆくはそれが天職になっていたなんてことも、結構あるんじゃないかなと私は思っています。

だからこそ、”今はあまり思いつめず、視野を広げて色々な会社を見てみて”ほしいなと思います。そこで迷われたときは、ぜひ周囲の社会人や大学の先輩、ご家族に頼って相談してみてください!勿論、それがMTGの私たちであれば、いつでも手を広げて大歓迎です^^

皆さんにとって、納得のできる環境に巡り会えることを心から願って、応援しています!

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