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⓪【序章「退職ラプソディー】夢見る社会人バンドマンが13年勤めた会社を「適応障害」発症で清々しく辞めてやった話

○序章
「退職ラプソディー」


ママ──ぼくは仕事を辞めたよ
奴のこめかみに退職届突きつけて
ひとおもいにぶっ放したら辞めれたよー

──去ること11月18日(月曜日)
俺が13年勤めた会社の最終出勤日であった。
所謂「退職記念日」
後に国民の休日となる。よろこべよろこべ。

ふぅ。正直、あまり実感はない。
たんまりあってね、来年の1月半ばまで有休消化だぜ。

こんな長い休み、いつ以来かなぁ。

さて、これから何をしようか。
再就職、開業、メジャーデビュー…
紅白…

・・・・・・

ともかく、俺はこれまで雇われ人であった。
だがこれからは
「自分の夢を叶えるために生きる」
そう決めている。

あとね、これ大事。
決して、「辛くて辞めた」んじゃない。
前向きな気持ちで辞めた。テストにでるよ。


この13年間、
まぁ、色々あったわけである。

そして「今、船出が近づくこの時に」
再スタートへの所信表明として、
エッセイを記していく。

この実体験が
「現実の自分となりたい自分とのジレンマ」や
「適応障害」など

リアルタイムで苦しんでいる誰かの助けになれたら幸甚である。

今回は序章。Prologue。
ちなみに第11章まである。
ロード・オブ・ザ・退職。
退職ローリング。

読んでくれ!!

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