ビッグサンダーブログ

地獄で1番高い山 ビッグサンダーマウンテン ギターボーカル ホソガイ-BIGMAN-タツヤによる イベント告知や 諸々や 某の云々

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最近の記事

⑪ 【第11章「最高の人生!】夢見る社会人バンドマンが13年勤めた会社を「適応障害」発症で清々しく辞めてやった話

第11章(最終章) 「最高の人生!」 敢えて場所は伏せるんだけど、 尊敬しているバーがあってね。 主にロック好きが集まるんだけど、 色んな人が出会ったり別れたり まるで人生の交差点みたいな所。 俺もそこに通っていて、沢山の経験をした。 人間としての経験値を高める、 すばらしいエクスペリエンスだった。 バーというか、パブというか 人々が交流する酒場ってのはさ 実に奥深い仕事だ。 「俺もそんな場所を作りたい」 ここ10年くらい、ずっと憧れ続けていた。 想いに収まる気配

    • ⑩ 【第10章 申し出とエール】夢見る社会人バンドマンが13年勤めた会社を「適応障害」発症で清々しく辞めてやった話

      ○第10章 申し出とエール 退職届の提出。 もちろん止められたが、もう人間として赦し難いクソ野郎共と同じ空気を吸いたくねえ。 「給料が倍になっても辞めますねー!」 退職を決めて、気分は軽かった。 笑って言えるほど、意志は堅かった。 その頃には適応障害の診断書も得ていた。 最短で引継ぎを行い、稼働37日の有休消化後に正式退職と相成った。 (※しかし大魔王はまだ社長に伝えてないらしい。人事編成の時期だから査定落ちるんだろね。保身クズめが) 社内には気の合う仲間たちも

      • ⑨ 【第9章 希死念慮を止めた「生きがい」】夢見る社会人バンドマンが13年勤めた会社を「適応障害」発症で清々しく辞めてやった話

        ○第9章 希死念慮を止めた「生きがい」 本当にしんどいときの話だが、 「あれ?死んだ方が楽じゃね?」 こんなことを普通に考えている自分がいた。 しかも「あ!そうだ!」みたいな明るい気づき。 まぁでもすぐ落ちついてさ。 びっくりしたよね。 まぁ、でもどうせそのうち死ぬんだ。 ガン家系だしね。 なら死んでも元々。 「その前に好き勝手やってやろうじゃねえか!」 奮い立つ反面、ちょっと怖いと思った。 このように天啓を得て、犯罪を起こす人も多くいるのだろうから。 誰

        • ⑧ 【第8章 金銭的不安の解消】夢見る社会人バンドマンが13年勤めた会社を「適応障害」発症で清々しく辞めてやった話

          ○第8章 金銭的不安の解消 俺が会社に縛られていたのには2つ大きな理由があった。 ①「退職後の生活不安」 なにせウチの会社には退職金制度が無い。 2章で触れたが、生家に甘えることも難しい。 貯金もしていない。 日々のストレスを癒すべく、酒とグルメと趣味にお金を費やしてしまっていた。 ②「金銭的信用への不安」 恥ずかしながら、過去に借入をしていた。 当時はとにかく金が無く、でも若さ故やりたいことが沢山あった。 快楽の前借りをしてしまっていた。 単に、だらしなか

        • ⑪ 【第11章「最高の人生!】夢見る社会人バンドマンが13年勤めた会社を「適応障害」発症で清々しく辞めてやった話

        • ⑩ 【第10章 申し出とエール】夢見る社会人バンドマンが13年勤めた会社を「適応障害」発症で清々しく辞めてやった話

        • ⑨ 【第9章 希死念慮を止めた「生きがい」】夢見る社会人バンドマンが13年勤めた会社を「適応障害」発症で清々しく辞めてやった話

        • ⑧ 【第8章 金銭的不安の解消】夢見る社会人バンドマンが13年勤めた会社を「適応障害」発症で清々しく辞めてやった話

          ⑦ 【第7章-転機④「失業手当!?」】夢見る社会人バンドマンが13年勤めた会社を「適応障害」発症で清々しく辞めてやった話

          ○第7章 転機④ 「失業手当!?」 前章の通り、俺は大魔王城から紙一重で生還した。 そして、己の心身状態が如何に異常であるか 確信を得ていた。 その週末、大学時代の同期と飲む約束があった。 心から気を許せる、信頼できる仲間達だ。 「助けてくれるかもしれない」 ほんの偶然だったのだが、 今思うとこれは「運命」と信じたいところだ。 大好きなお酒を飲みながら、 近況を全部話した。 すると、いとも容易く 軽く それでいて優しく 「おお!辞めたほうがいいよ!!」 「悪化

          ⑦ 【第7章-転機④「失業手当!?」】夢見る社会人バンドマンが13年勤めた会社を「適応障害」発症で清々しく辞めてやった話

          ⑥ 【第6章-転機③ 「大魔王面談・そしてパルプンテ」】夢見る社会人バンドマンが13年勤めた会社を「適応障害」発症で清々しく辞めてやった話

          ○第6章 転機③「大魔王面談・そしてパルプンテ」 摩耗し、憔悴しきった毎日。 終始周りに気を遣い続けていた。 「あとで何か言われるかもしれない」 たわいもない発言をするのさえ怯えていた。 俺は本当にひどい顔をしていたようだ。 10月末の頃だったか、それは突然行われた。 現れた大魔王。 「なぁ、ちょっといいか?」 ホソガイ、別室へ。 戦いの火蓋が斬って落とされる。 光の玉はない。 ステータス異常デバフ状態 HPも黄色い。 ただボコられるのみ。 「どうした最近ずっ

          ⑥ 【第6章-転機③ 「大魔王面談・そしてパルプンテ」】夢見る社会人バンドマンが13年勤めた会社を「適応障害」発症で清々しく辞めてやった話

          ⑤ 【第5章-転機② 「適応障害、始動──。」 】夢見る社会人バンドマンが13年勤めた会社を「適応障害」発症で清々しく辞めてやった話

          ○第5章 転機② 適応障害、始動───。 前章の最後で俺を襲った未曾有の症状。 わかりやすい記述があったので、スクショを貼る。 これらが全部起きてた。 なんと俺は気付かぬうちに適応障害を発症していた。 しかし 俺はこれらの症状を「自分の弱さ」と信じて疑わなかった。 ・・・・・・ あのね、これは本当危ない。 「自分の能力不足のせいだな」って、 自分を追い込んでしまうの。 「誰かのせいにしたくない」 そんな風に考える責任感溢れるあなた。 放っておくと… そ

          ⑤ 【第5章-転機② 「適応障害、始動──。」 】夢見る社会人バンドマンが13年勤めた会社を「適応障害」発症で清々しく辞めてやった話

          ④ 【第4章-転機①社内環境の急変】夢見る社会人バンドマンが13年勤めた会社を「適応障害」発症で清々しく辞めてやった話

          ○第4章 転機①社内環境の急変 転機は突然訪れた。 ここからはここ1年以内の話だ。 こんなにも一瞬で変わるものか。 今も震えているぜ。 今年4月。 地獄が訪れた。 俺の所属拠点が人事変動により まぁとにかく目も当てられない あからさまなクソ体制になり、 社内は混沌のダークサイドワールドと化した。 俺の上には3人の上長が居た。 「正論の暴力を掲げ、己を取り巻きで囲むことで楯突く者達を封じ、異端者は晒し上げた上、徹底的に排除するクソ野郎」 「不可思議な理屈でそれを容

          ④ 【第4章-転機①社内環境の急変】夢見る社会人バンドマンが13年勤めた会社を「適応障害」発症で清々しく辞めてやった話

          ③ 【第3章 本物とのジレンマ】夢見る社会人バンドマンが13年勤めた会社を「適応障害」発症で清々しく辞めてやった話

          ○第3章 「本物とのジレンマ」 こうして俺は13年もの歳月を 「平日サラリーマン・週末ロックンローラー」 として、生きてきたわけだ。 昔のももクロの座右の銘みたいだな。 軽い感じするけど、決して楽なもんじゃなかったよ。 「ジレンマ」 「そりゃ音楽の方が大事さ。けど生きてくためには仕事しなきゃいけないし…」 そんなノリで、おおよそ50%ずつのエナジーを適宜振り分けながら暮らしてきたのだが、 甘くなかった。 バンドを続けていくほど 「全身全霊でやってるアーティストた

          ③ 【第3章 本物とのジレンマ】夢見る社会人バンドマンが13年勤めた会社を「適応障害」発症で清々しく辞めてやった話

          ①【第1章 ひねくれ者「会社なんて社長の夢だろ?」】夢見る社会人バンドマンが13年勤めた会社を「適応障害」発症で清々しく辞めてやった話

          ○第1章 「会社なんて、社長の夢だろ?」 思い切ったことを言わせてもらうが、 会社ってのは創業者の夢である。 さぁ実現と言えど、1人じゃ叶わん。 協力者として人材を雇っていく。 その対価として報酬を渡す。 「報酬」とは英語でsalary(サラリー)という。 語源はラテン語salarium(サラリウム) 古代ローマ時代からあるという。 そんな「報酬を得る者」=サラリーマンたちの多くは、いにしえより創業者の夢に追随。 その多くは「出世」とか「家族を養うため」など 自分

          ①【第1章 ひねくれ者「会社なんて社長の夢だろ?」】夢見る社会人バンドマンが13年勤めた会社を「適応障害」発症で清々しく辞めてやった話

          ② 【第2章 やりがいと惰性】夢見る社会人バンドマンが13年勤めた会社を「適応障害」発症で清々しく辞めてやった話

          ○第2章 「やりがいと惰性」 これは自分の嫌いなとこなんだけど、 俺は変に真面目なタチでさ。 小学生のときは学級代表とかやってたしね。 多くの若きバンドマンは夢へ向かって邁進すると思うが、それができなかった。 生家は廃業し、一家は離散。 金も無くて、寄りかかることはできなかったしね。 ともかく、単純に勇気が無かった。 半端な真面目気質の俺だったが、 「仕事に対するやりがい」はそれなりに見つけることができた。 大きな理由として、 暦通りだし、残業もそんな酷くなかったか

          ② 【第2章 やりがいと惰性】夢見る社会人バンドマンが13年勤めた会社を「適応障害」発症で清々しく辞めてやった話

          ⓪【序章「退職ラプソディー】夢見る社会人バンドマンが13年勤めた会社を「適応障害」発症で清々しく辞めてやった話

          ○序章 「退職ラプソディー」 ママ──ぼくは仕事を辞めたよ 奴のこめかみに退職届突きつけて ひとおもいにぶっ放したら辞めれたよー ──去ること11月18日(月曜日) 俺が13年勤めた会社の最終出勤日であった。 所謂「退職記念日」 後に国民の休日となる。よろこべよろこべ。 ふぅ。正直、あまり実感はない。 たんまりあってね、来年の1月半ばまで有休消化だぜ。 こんな長い休み、いつ以来かなぁ。 さて、これから何をしようか。 再就職、開業、メジャーデビュー… 紅白… ・・・・

          ⓪【序章「退職ラプソディー】夢見る社会人バンドマンが13年勤めた会社を「適応障害」発症で清々しく辞めてやった話

          In My Life

          10年以上前、24-5歳の頃か 毎日のように酒を交わしていた親友がいる。 平日も休日も クリスマスも、大晦日も 構わず飲んでたな。 「俺たちには今しかねえ」 そんなこと言って、明け暮れてた。 遅れて来た青春 ギラついた毎日 こんな日々がずっと続くと思ってた。 でも ウェディングベルは鳴り響き 祝福の産声が俺たちを引き裂いた。 本当に、本当に とても幸せなことだ。 あれから10年。 色々経たが、戻ってきた。 俺は、きっとあの頃と変わらない。 今でも連絡が来

          愛について

          ごきげんよう。 さて、愛の話をしよう。 ─────。 俺はお酒が好きだ。 お酒を美味しく飲むために生きている。 仕事だって、音楽だって。 美味しい料理だって、すべてはお酒に帰属する。 ─────。 そこそこ強いので、お酒はたくさん飲める。 お酒に愛されている。 この点については、日々神に感謝して生きているぜ。 ──────。 毎晩だなんて、当たり前さ。 朝も昼も、本当はずっとお前と愛しあっていたい。 明るいほど気持ちいい。野外もいいね。 だが仕事

          葬式DJシリーズ①My Sweet Lord-George Harrison

          ──人生のエンディングテーマ 「自分の葬式で流す曲」 キミは考えたことがあるかい? 俺はね、よく考えるんだ。 別に自分が聴くためじゃないさ。 聴けんのかなぁ…これはだれもわからん。 では、なぜ考えるのか。 まず、お前らを泣かせたいから!! それに、俺様は腐ってもアーティストさ (死体だけに…) 謂うならば、 生涯最期の自己表現… 「葬式DJ」さ!!! … ふっふっふ。 さて、今回は幾つかのうちの1曲を紹介する。 ジョージハリスンの楽曲、 「My

          葬式DJシリーズ①My Sweet Lord-George Harrison

          I'm Not Old. I'm "VINTAGE"

          なんとなくだけど、 白髪が増えつつある。 そんなでもないけど、 若さを失いつつあるのだろう。 ふん、 ノーダメージである。 そもそも若さを売りにして生きた試しがない。 生まれてこの方、人よりデカくて、 ちょっと老けてたからよ。 まぁようやく身体が追いついてきたかな、 そんなこの頃。 これから先、どんな姿になってくんだろうね。 一生変わらん気でいるんだけど。 うーん。 そうもいかねぇのかな。 わからん! 人生って初めてだからさ。 そういや今年はね プリティモ