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⑥ 【第6章-転機③ 「大魔王面談・そしてパルプンテ」】夢見る社会人バンドマンが13年勤めた会社を「適応障害」発症で清々しく辞めてやった話
○第6章 転機③「大魔王面談・そしてパルプンテ」 摩耗し、憔悴しきった毎日。 終始周りに気を遣い続けていた。 「あとで何か言われるかもしれない」 たわいもない発言をするのさえ怯えていた。 俺は本当にひどい顔をしていたようだ。 10月末の頃だったか、それは突然行われた。 現れた大魔王。 「なぁ、ちょっといいか?」 ホソガイ、別室へ。 戦いの火蓋が斬って落とされる。 光の玉はない。 ステータス異常デバフ状態 HPも黄色い。 ただボコられるのみ。 「どうした最近ずっ
①【第1章 ひねくれ者「会社なんて社長の夢だろ?」】夢見る社会人バンドマンが13年勤めた会社を「適応障害」発症で清々しく辞めてやった話
○第1章 「会社なんて、社長の夢だろ?」 思い切ったことを言わせてもらうが、 会社ってのは創業者の夢である。 さぁ実現と言えど、1人じゃ叶わん。 協力者として人材を雇っていく。 その対価として報酬を渡す。 「報酬」とは英語でsalary(サラリー)という。 語源はラテン語salarium(サラリウム) 古代ローマ時代からあるという。 そんな「報酬を得る者」=サラリーマンたちの多くは、いにしえより創業者の夢に追随。 その多くは「出世」とか「家族を養うため」など 自分