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④ 【第4章-転機①社内環境の急変】夢見る社会人バンドマンが13年勤めた会社を「適応障害」発症で清々しく辞めてやった話
○第4章
転機①社内環境の急変
転機は突然訪れた。
ここからはここ1年以内の話だ。
こんなにも一瞬で変わるものか。
今も震えているぜ。
今年4月。
地獄が訪れた。
俺の所属拠点が人事変動により
まぁとにかく目も当てられない
あからさまなクソ体制になり、
社内は混沌のダークサイドワールドと化した。
俺の上には3人の上長が居た。
「正論の暴力を掲げ、己を取り巻きで囲むことで楯突く者達を封じ、異端者は晒し上げた上、徹底的に排除するクソ野郎」
「不可思議な理屈でそれを容認し、自拠点の利益と己の保身しか考えてないクズ野郎」
(のちの章で「大魔王」として登場する)
「それらに疑問を持ちつつも強く言えず、正しいのだから仕方ないと服従しているザコ野郎」
準管理職の俺はコイツら3人と関わることになった。
や、実際どう?
しんどくない?
絶対詰んだでしょこんなの。
だって俺、異端者だもん。
ほどなくして、排除が始まった。
毎日毎日、しょうもないことで責められた。
確かにミスはした。
迷惑をかけたし、本当に申し訳ないさ。
でもさ、ほじくってもしょうがないだろ?
こんなに時間かけること?
もっと建設的にいこうぜ?
最初こそ、俺は反抗を試みた。
しかし、奴らの直接的・間接的な弾圧は悪化する一方。
そんな毎日が半年に至る10月頃。
俺の心身はボロボロだったのだらう。
未曾有の症状に襲われはじめたのだった。