2014年① アイモ・メッスバッカAimo Mässbacka[draft]

リクエストを頂いたので、この方を先にご紹介します。

ヴィムペリVimpeli出身のヴァイオリン奏者、アイモ・メッスバッカAimo Mässbacka(1935-)は、2014年に、他二名と共にMstaripelimanniの称号を授与されました。

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(右端がアイモ・メッスバッカ。YLE 2014年7月8日 https://yle.fi/uutiset/3-7343828より)

ヴィムペリはカウスティネンの南50km、車で40分ほどのところにある湖畔の町です。カウスティネンからそう遠くない、と思えるこの土地では、しかしカウスティネンのレパートリーとは違う、「湖水地方」の音楽が伝えられてきたと言います。

違う、と言っても、結婚式のダンスのための音楽を演奏するという伝統は同じで、アイモは出生地であるハッラプロHallapuro(ヴィムペリから20kmほど西にある町)のペリマンニたちと共に、この地の伝統を守り続けています。

アイモはこれまで、Englannin pelimannit、Vimpelin Harrastajapelimannit、Windalan Pelimannitなど、数々のアンサンブルに参加してきました。

彼の活動は地元だけにとどまらず、およそ230kmも離れたタムペレTampere近郊、サークスヤルヴィSääksjärviの集まりに積極的に参加することで、ペリマンニ音楽の伝統とレパートリーを守ることに貢献。このことが評価され、2014年、Mestaripelimanniを授与されることになりました。

Aimoの演奏は、フィンランド古来の伝統的な湖水地方の明るい雰囲気をたたえており、湖水地方の伝統に活力を与えることに大きな役割を果たしたとされています。

それでは、彼の演奏動画をいくつかご紹介します。お楽しみくださいね。

続いて、Windalan Pelimannitの演奏動画。

(了)

【参考文献】

Kolme mestaripelimannia pokkasi uuden arvonimensä Kaustisella

Vimpelin mestaripelimanni Aimo Mässbacka Tallarin kausikonserttivieraana - lauantaina 4.9. musisoidaan Jäykäntuvalla

KESKI-SUOMI 8.7.2014 12:31

Kolme uutta mestaripelimannia valittu Kaustisella



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