旅先で牧場作業体験をしました(1/3日目)~日高にて~
はじめに
桜の花咲く北海道日高地方。
旅先で牧場作業を体験させてもらいました。
3日間の牧場作業は、主に馬房の掃除がメインでしたが、写真を交えて体験して感じたことなどが伝わればいいなと思います。
出会い
昨年の秋に訪れた牧場。
そこは引退馬などを預かる牧場です。
現役の競走馬も休養でいたりします。
1日目
馬どころか畜産業にもかかわったこともなく、親切丁寧に教えてもらい作業を進めました。
チカラ仕事も慣れていなく、段取りもわからずに迷惑をかけっぱなしでしたが、一日中馬と触れられる貴重な時間です。
また、牧場関係者の皆さんとの会話も、優しさに溢れていて、会話のひとつひとつが宝物です。
馬房の清掃
馬房の清掃作業は、寝藁の搬出から。
寝藁を人力でかき出して、機械のバケットに載せます。
水分を含んでいる部分は、かなりの重量。
ザ・チカラシゴトです。
敷き藁など
寝藁を馬房内に敷き詰めます。
麦藁ロールを崩しながら、馬房内まで運んで敷き詰める。
どのくらいの厚さだと、馬が気持ちよいと思ってくれるのかな、なんて考えながら敷きました。
麦藁を知り合いから譲ってもらい、ロール化して運搬しているそうです。
麦わらの季節には、寝藁を作る段取り作業が加わるわけですね。
大仕事だー。
さらに飼い葉である牧草ロールも崩して馬房に運びます。
水や飼い葉のひとつ、配合飼料を配る作業も。
馬それぞれで食べる量が違うことから、馬に合わせて量を調整していました。
また、ファンや馬主から贈られたものを飼い葉に混ぜることもあるそうです。
誰かに想われる馬って幸せですね。
馬が通った際に柵のそばにいると地面が揺れて、馬の力強さを感じます。
すり寄ってくる子もいるし、関心がないのか、全く近寄ってこない子もいます。
柵の修理
今後、柵の修理をするということで、柵外しの手伝いです。
5名で行ったのであっという間です。
柵を外したので、いつもは届かない場所の草が食べられるようになったので、馬が寄ってきました。
ほんと、一日中草をむしゃむしゃ食べています。
食べ方を見ているのも楽しいですよ。
曳き馬
でも夕方、馬房に入れるために牧場の方が放牧地へ行くと、馬が寄ってくるんですよね。
馬がちゃんと見分けている。
大人しめの子の綱を引かせて、馬房に入れさせてもらいました。
気持ちよく歩いてくれているかな、なんて思いながら。
馬の横に立って、一緒に歩きます。
大きな身体だな。
馬房に入ると早く手曳を外してくれと言われているように、飼い葉桶の前に馬が立ちました。
わたしは一動作したあとに、頭を撫でることにしています。
我流ですから、嫌がられているかもしれませんけど。
あっという間に1日が終わりました。
充実感たっぷりです。
疲れた感はなくて、充実感。
馬や牧場の方は、わたしと付き合って疲れたかもしれませんけどね。
2日目の様子は別途の投稿(2/3日目)はこちらです。
では。