万内川砂防堰堤群を訪れました~新潟県妙高市・土木学会選奨土木遺産~
土木学会選奨土木遺産としては、万内川砂防堰堤群・日影沢床固工群として登録されていますが、今回は時間の都合で万内川砂防堰堤群を見るに留まりました。
新潟の歴史は、雪との闘いの歴史です。
この万内川で起きた災害も、死者を1名に留めたことは、集落の結束の強さの証かもしれません。
石碑に書かれていた言葉が、ココロに刺さりました。
県の事業で行われたわけですが、大正の時代。
人力での施工で、集落の方々が人夫として作業にあたったそうです。
石工が割った石やセメント袋を「石背負い」「もっこかつぎ」などの作業にあたったそうです。
女性でも50Kgのセメント袋を2袋背負ったと言います。
現地の材料を用いて、しっかりと施工された砂防堰堤群。
100年を超えた今でも、砂防施設としての機能を発揮しています。
凄いことですよね。
次の機会には、日影沢床固工群も見たいと思います。
では。
関心を持ってくれてありがとうございます。 いただいたサポートは、取材のために使わせていただきます。 わたしも普段からあちらこちらにサポートさせてもらっています。 サポートはしてもしてもらっても気持ちが嬉しいですよね。 よろしくお願いしますね。