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『記憶する風』を見てきました《のこぎりニ》~アーティスト丸山純子さん~

はじめに

UNMANNED/無人駅の芸術祭2023で出会ったアーティスト、丸山純子さん。
名古屋、一宮で『記憶する風』が開催されていたので行ってきました。

今回の投稿は《のこぎり二》を訪れた際の投稿です。

《のこぎり二》(一宮)へ

一宮

一宮は繊維産業のまち。
麻や絹、綿織物へと発展を遂げ、関係する工場が並んでいました。
調べたところ、濃尾地震の影響で綿の栽培が難しくなったために、綿から羊毛へと主役が変化したそうです。

まだ残る繊維工場では、綿から糸を作る「ガラ紡」の体験も出来る場所もあるそうですよ。
現役の工場もあれば、役割を終えて取り壊される工場もあります。

のこぎり二

工場をアートギャラリーとして利用しているのが『のこぎり二』です。
『のこぎり二』の訪問は2度目。
前回の訪問は2022年の国際芸術祭「あいち2022」でした。

のこぎり型の屋根は採光しやすいように考えられた構造です。
時間により光の具合が変化して、訪ねる時間によって雰囲気が変わります。

丸山純子さん

ビニール、廃油、木材などを用いて、作品を構築するアーティストさんです。
ひとが生きるために使用され、不要となり廃棄される材料に新たな命を吹き込むアーティストさんだと思っています。

大井川流域で開催される、UNMANNED 無人駅の芸術祭/大井川2023 で出会いました。

また、『記憶する風』では、名古屋市の長者町繊維問屋街で開催された個展に訪れることが出来ましたし、2023年は山梨県県立美術館で開催された展覧会「ミレーと4人の現代作家たち -種にはじまる世界のかたち- 開館45周年記念」でも作品を見ることが出来ました。

食と現代美術part9展でも作品を見ることが出来ました。

のこぎり二にて

訪れたのは最終日。
『のこぎり二』を訪れると丸山純子さんがいて、一緒に写真を撮っていただきました。

記念撮影

この日はあいにく曇りの日。
陽が傾いても夕陽は入りませんでした。
代わりに点灯したライトが、ビニールの花を照らして影が浮かび上がりました。

影もまた良し

実際に風が吹き、花びらが揺らぐ様子も見られました。
工場が稼働していた時、どんな感じで働いていたでしょうか。
こんなに心地よい風を感じられたでしょうか。

入口に咲く

『のこぎり二』の入り口にある、「米屋が手がける、グルテンフリーのおやつ屋さん」”camino”。

camino

こちらで美味しいソフトクリームとたい焼きをいただきました。
たい焼きは皮がぱりぱりしていてとても美味しかったです。

美味しいたい焼き

では。

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てっさん
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