見出し画像

チャリで力走〜朝日段公園へ〜

朝日段公園。
山の上にあるけれど、山の名前はないんですって。
車で何度か行ったことはありますが、いずれも葛籠(つづら)を抜けて、山道を登るコース。
今回は、通行止め看板もなくなり、大型車迂回路の看板すら登場した初めてのコースから。

大井川の中流域は、川の流れが大きく蛇行する箇所がところどころに見られます。

これはフィリピン海プレートが潜り込む力が伊豆半島を押し付け、南東から押される力が発生したためと考えられています。

南アルプス系の山々のいくつもの尾根が北東から南西方向に並び、北西に向かって高くなっていくのもこのためと考えられています。

山々の尾根が川の流れを遮って蛇行を繰り返す地形は「嵌入蛇行(かんにゅうだこう」と呼ばれ、鵜山の七曲りはこの典型的なもので、静岡県の天然記念物に指定されています。

県指定文化財 天然記念物(地質鉱物)

朝日段公園からはこの屈曲と南アルプス、さらには富士山と雄大な展望を楽しむことができます。

そもそも、葛籠って名前は、九十九折りを連想して、いかにも険しそうな雰囲気が漂っています。
国道477号の五輪峠から到達する道が、最も早く着けるそうです。
折角の機会ですので、常宿にしているアトリエ&ゲストハウスのヌクリハウスで、電動アシスト式自転車を借りて。

途中は被災痕も生々しく残されていたり。
まだまだ復興半ばの様子が見て取れます。
30分程度のサイクリング。
朝日段公園からは南アルプス、富士山も山の向こうに見ることが出来ました。

カゴには水筒
ここが被災、復旧箇所に違いない
途中には被災痕も生々しく
写真中央から少し左に富士山が見えます。

富士山が見えるとなんか嬉しいですね。

では。

いいなと思ったら応援しよう!

てっさん
関心を持ってくれてありがとうございます。 いただいたサポートは、取材のために使わせていただきます。 わたしも普段からあちらこちらにサポートさせてもらっています。 サポートはしてもしてもらっても気持ちが嬉しいですよね。 よろしくお願いしますね。

この記事が参加している募集