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エメラルドグリーンに宿る曖昧な美しさ

わたしは昔からパステルカラーが好きです。

特に、パープルやエメラルドグリーンのような、原色と原色の間にあるニュアンスカラーに心惹かれます。

最近、淡いエメラルドグリーンのイメージが頭に浮かぶことがよくあり、その抽象的な感覚を言葉にしてみたくなりました🪐

曖昧さに宿る美しさ

エメラルドグリーンって神秘的ですよね。

青の隣にいると緑に見え、緑の隣にいると青く映る。

青は冷たさや静けさを象徴し、緑は生命や自然の豊かさを感じさせます。

スペクトラムの両端にある色彩を行き来しながらも独自の存在感を保ち続けるこの色は、自然界の輝きや瞬間ごとの変化を象徴するかのようです。

それがエメラルドグリーンの美しさの根源なのかもしれません。

わたしは、“自分らしさ”というのは絶対的に固まったものである必要はなくて、時に曖昧で、相対的に変化するものであってもいいのではないかと考えます。

その変化の中に“自分らしさ”を感じられるなら、わたしにとってはそれで十分、自分という人間の存在証明になるからです。

そのままに受け入れること

人はそれぞれに異なる色を持っているものだと思います。多分。

ジャングルの深い緑に飲み込まれそうになっても、晴れ渡る青空の下で迷いそうになっても、「自分はエメラルドグリーンだ」と思えば、なんとか強く居られる気がしています。

そこにある色をそのままに尊重し、受け入れたいという考えが根底にあるため、そのように思うのかもしれません。

「透明や白の方がどんな色とも調和できて楽なのでは?」と考えることもあります。

でも今のわたしにしっくりくるのは、透明でも純白でもない、どこか曖昧で淡い世界です。

だからわたしはエメラルドグリーンを選びたいのです。

エメラルドグリーンの気分

このふわふわした感覚はどこへ向かっているのでしょうか。

環境に合わせて異なる表情を見せることが、何者にもなれない弱さなのか、誰をも受け入れられる強さなのか。

その答えは見つかっていません。

少なくとも今は、この変化する自分を受け入れてみたい気持ちを感じています。

透き通る海に吹く爽やかな風でありながら、光の届かない深海に流れる沈黙を秘めている🪸

自らを柔軟に変化させることで相手を尊重し、安心感や発見を与えられる。

そして、本当の自分を静かに守り続けている。

そんなエメラルドグリーンの気分です。


読んでいただきありがとうございました!

皆さんがどんな色の気分を感じているかも知りたいです🎨

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