【自転車旅行記】2006年秋 群馬・長野 ~軽井沢、小諸など~(10/7~10/9)
お盆休みの予定を少し変更。
これから、行ってきます。
さて、その前に引き続き旅行記を作っていきたいと思います。
* * *
2006年秋、友人の軽井沢にある別荘に遊びに行くがてらの自転車旅行。3日間、軽井沢の自然の中でのんびり、悠々としました。
基本情報
期間:2006年10/7~10/9
距離:156km
獲得標高:2,677m
コース概要:松井田ー妙義神社ー碓氷峠ー軽井沢ー小諸ー田口峠ー富岡(群馬・長野)
形式・人数:個人企画・グループ(7~8名)
コース全体:
詳細コース:
*記憶をもとに作成。実際に走行したルートと完全には一致していません。
実はこの2週間前も軽井沢近辺を走っているので、すぐの再訪問でした。
10/7 松井田ー軽井沢
行程:松井田ー妙義神社ー碓氷峠ー軽井沢
宿泊地:中軽井沢(友人別荘)
松井田駅(ちょっと記憶曖昧なものの、確かここ)まで輪行。
上毛三山の1つ妙義山を目指します。
上毛三山は赤城山、榛名山、妙義山の群馬県民お馴染みの山の総称。それぞれ色々と古い歴史があって、由緒ある神社があります。
妙義山は、ギザギザの山容で有名。日本三大奇景らしいです。バイキンマンの基地でもありそうな感じです。(写真:妙義山)
妙義神社です。(写真:妙義神社総門(重要文化財))
本殿・幣殿・拝殿(併せて1棟)も重要文化財。しかし、なぜかアップの写真しか残ってない。。でも意匠が素晴らしいのがわかります。(写真:妙義神社本殿・幣殿・拝殿(重要文化財))
申し訳ないので、ストリートビュー貼っておきます。(写真:妙義神社本殿・幣殿・拝殿)
その後、軽井沢に向けて碓氷峠(国道18号)を登ります。
碓氷峠(960m)は、鉄道好きの方に有名かもしれません。かつて、非常に急な勾配を登る路線(信州本線)があって、アプト式鉄道(詳しくは調べてみてください)が活躍してました。
名物は「峠の釜めし」というとピンと来る人もいるかもしれません。標高差でいえば600mくらい。かつては中山道有数の難所でもありました。
新幹線開通とともにこの信州本線も途切れ途切れとなってしまい、なんだか哀愁を感じてしまう場所でもあります。
碓氷峠はカーブが多くて非常にきつかった印象です。峠と言いつつ登り切った先に平坦な地(軽井沢)が広がっているのが面白いです。(写真;碓氷峠の道)
途中、かつての信州本線の遺構が残ってます。明治につくられた鉄道橋です。迫力あります。(写真:第3橋梁、通称めがね橋(重要文化財))
この日は軽井沢にある友人の別荘に一泊。
人生で初めて別荘とやらを体感しましたが、自然いっぱいの中で過ごす感じ、最高でした。
10/8 軽井沢ー小諸
行程:軽井沢ー小諸ー軽井沢
宿泊地:中軽井沢(友人別荘)
この日は昨日宿泊の別荘を起点に長野側、小諸観光へ。
途中、最高潮に色づいた黄金色の田んぼ。秋です。(写真:色づいた田んぼ)
小諸城。今は懐古園という名前で公園(有料)になっています。(写真:小諸園三之門(重要文化財))
園内は緑多くて気持ちよかったです。(写真:懐古園内)
天守台。素朴な感じの石垣。(写真:小諸城天守台)
小諸城は、千曲川の河岸段丘上にあります。いい眺め。(写真:小諸城から千曲川を眺める)
懐古園内には動物園もあります。なかなかにシュールな動物園だった記憶があります。(写真:小諸市動物園のライオン)
のんびりと観光をして、再び軽井沢へ戻りました。この季節でも、軽井沢はかなり寒くなり始めます。
10/9 小諸ー富岡
行程:軽井沢ー龍岡城ー田口峠ー富岡
この日は軽井沢を離れ、千曲川を遡りつつ、ググっと群馬に再突入して行きます。
軽井沢の別荘地感のある道。今日も天気が良い!(写真:中軽井沢)
紅葉もボチボチ。
軽井沢のシンボル浅間山。こう見ると火口部分のえぐれっぷりが凄いです。パワーを凄く感じます。百名山。(写真:浅間山)
一気に南下していき、日本に2つしかない星型要塞の1つ(もう1つは函館の五稜郭)である龍岡城跡へ。国指定の史跡です。
地上からはなかなか星型に見るには難しい。。お堀の曲がり具合が確かに星っぽい??(写真:龍岡城跡のお堀)
Wikipediaに分かり易い写真があったので拝借。
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BE%8D%E5%B2%A1%E5%9F%8E#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:%E9%BE%8D%E5%B2%A1%E5%9F%8E.jpg
確かに、立派な星型です。こんな山奥になぜ最新式の要塞が作られたのかちょっと不思議。
城内は、現在小学校となっています。奥に見える建物はお城時代の唯一の遺構の御台所。(写真:龍岡城跡内)
県道93号(田口峠)を通って、群馬に戻ります。ここの登りも大変でしたが、淡々と登りました。(写真:田口峠(1,120m))
峠を下っていくと狭岩峡という渓谷が。少し探検。(写真:狭岩峡)
群馬に入ったところが南牧という村でした。この村は高齢化率日本NO.1の自治体。2015年の国勢調査で、老年人口割合が60%を超えている市町村は日本で唯一南牧村だけであるとのこと。
なんとなく、雰囲気も独特でした。タイムスリップしたような感じ。(写真:南牧村の風景)
この後、こんにゃくで有名な下仁田を通り、最後は珍名/難読駅で有名な南蛇井駅から輪行で帰宅しました。(写真:南蛇井駅)
後日追記:別所温泉、布引観音、軽井沢についてはこちら
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しかし、暑いですね。皆様ご自愛しつつ、引き続き良いお盆休みを。
それでは!
*カバー写真:小諸近辺、収穫の秋(長野)
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