【おすすめ見所】内房・房総内陸部
昨日のnoteに引き続き、2006年GW 千葉・茨城(5/4~5/6)の自転車旅行記の番外編として、別の機会で訪れた際にまわった千葉県の内房と内陸部の見所について書きたいと思います。
ちょっと、ピックアップしたエリアのくくり方が大雑把で恐縮ですが、まぁお気になさらずに読んでいただければ幸いです。
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今回の舞台(千葉県)
内房とは、房総半島の内側という意味ですね。ディズニーランドのある浦安から君津辺りまで海岸線はずーっと埋め立て(工業地帯)られていて、この辺りは私が魅力的に思えるスポットは少ないです(一部人工海浜があったり、木更津辺りは潮干狩りスポットになっている為、その辺りは楽しそう)。
一方、君津以南は、良い意味での田舎っぽい千葉となるため、おすすめできる場所が多くあります。
このエリアは、やはりアクアラインの存在が大きいですよね。首都圏からのアクセスが本当に良いです。
一方、久里浜(神奈川)ー金谷(千葉)間にはフェリー(東京湾フェリー)も運行しており、約40分の船旅を楽しみながら東京湾を渡ることができます。たまにはフェリーで内房にアクセスしてみても良いのではないでしょうか。
富津・鋸南
内房ドライブといえば、鋸山が浮かぶ方も多いかもしれません。鋸山は富津と鋸南の境にあります。
地獄のぞきの画は結構インパクトありますよね。行きたくなっちゃいます。(写真:鋸山、地獄のぞき【2018年】)
眼下の眺望も最高ですね。
鋸山は、もともと採石場で人工的に切り立った崖が続く不思議な空間です。(写真:鋸山【2018年】)
同じく富津には、勝浦タンタンメンと並ぶ千葉のご当地ラーメン、竹岡式ラーメンがあります。
竹岡式ラーメンは好みが分かれるラーメンかもしれません。漁師町らしいダイナミックな味わいとボリューム、私は大好きです。(写真:竹岡式ラーメン「梅乃家」【2006年】)
富津でもう1つ、東京湾観音も紹介したいと思います。
富津近辺を自転車で走っていると高台から海を見てたたずむ巨大な観音様が遠くに見えてきます。実はこれ、近づいてみるとかなりデカくて驚きます。(写真:東京湾観音を見上げる【2018年】)
しかし、高さは56mなので牛久大仏の半分くらいです。東京湾観音もデカいですが、改めて牛久大仏がデカいってのを実感します。
長南・大多喜・鴨川
続いて内陸部の見所紹介です。
鴨川は昨日のnoteでも取り上げましたが、鴨川は鴨川でも内陸部の見所となります。
大山千枚田(棚田)です。375枚の田んぼがあります。(写真:大山千枚田【2006年】)
棚田って、なんでこんなに懐かしい気持ちになるんでしょうかね。自然の厳しさと人間の生活がうまく調和している様に心が打たれるというのが私の説です。
大山千枚田は、「東京から一番近い棚田」らしいです。
東京に疲れて、ふと棚田が見たくなったらアクアラインで是非行ってみてはいかがでしょうか。
ストリートビュー貼っておきます。(ストリートビュー:大山千枚田)
鴨川のお隣、大多喜町には紅葉の名所、養老渓谷があります。
滝めぐりが有名で、代表的な粟又の滝は、緩やかな傾斜を水が滑り落ちる女性的な滝です。末広がりということで縁起も良いんだとか。(写真:養老渓谷、粟又の滝【2012年】)
さらに、大多喜町のお隣、長南町にもおすすめ見所があります。笠森観音です。写真を探したものの、雨の日の不鮮明なものしかありませんでした。(写真:笠森観音(重要文化財)【2007年】)
ストリートビューも貼っておきます。(ストリートビュー:笠森観音)
この観音堂は、61本の柱で支えられた四方懸造と呼ばれる構造で、日本で唯一の特異な建築様式です。階段を登ってお堂から眺める周囲の深い森は、とても神秘的です。これらは自然林であり、国の天然記念物に指定されています。
成田・佐倉
少し場所が飛びますが、成田と佐倉についても紹介します。
どちらも歴史色濃く残る街です。
成田の歴史スポットといえば、成田山新勝寺ですね。関東有数のパワーを持つ寺院で、初詣参拝者数は全国でも3本の指に入ります。色々とスケールが大きいお寺です。
境内には多数の重要文化財建造物があるものの、その紹介はまたいずれとさせてもらい、本記事では仁王門の写真だけ載せておきます。(写真:成田山新勝寺仁王門(重要文化財)【2007年】)
新勝寺の門前町の雰囲気もとても好きです。門前町の街並みは日本遺産にも認定されています。(写真:成田山の門前町【2012年】)
その名物といえばこちら。(成田山名物のウナギ【2007年】)
最近はウナギもかなりの高級品ですよね。
成田って、新勝寺と成田空港という2大名物があって、とてもキャラが立っている面白い街です。
最後に、佐倉です。
佐倉は市街地に江戸から残る武家屋敷群が残っており、歴史ある街並みを堪能できます。こちらも日本遺産に認定されています。
と言いつつ、実は私はそのあたりの街並みについては未訪問なんです。
また訪れた機会があった際には紹介をさせてもらいます。
佐倉は、きれいなチューリップ畑の写真があるのでそれだけ載せておきます。(写真:佐倉ふるさと広場と広場のチューリップ【2009年】)
佐倉は、川村記念美術館もおすすめです。
ロスコ等、モダンアートがいっぱいあります。
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千葉県の白地図を見ていると毎回チーバくんが思い起こされます。
ほんとに秀逸なキャラクターデザインですよね。
それでは!
*カバー写真:佐倉ふるさと広場のチューリップ(千葉)【2009年】