【自転車旅行記】2008年春② 大分・熊本 ~別府、耶馬渓など~(3/12~3/14)
いつもお読み頂きありがとうございます!
もうすっかり秋だなぁと思っていたら、もう冬の足音が。。
そして師走も近い。。1年は早いですねぇ~。
さて、引き続き自転車旅行記を作りたいと思います。
2005年からコツコツと続けている自転車旅行の記録を作成しています。全47都道府県を制覇しています。是非お楽しみください。
*マガジンにまとめています。詳しい説明はこちら
*よろしければ2008年春①もご覧ください
* * *
最強の温泉地別府を経て、やまなみハイウェイはまさかの超悪天候。。
基本情報
期間:2008年3/12~3/14
距離:135.6km
獲得標高:2,501m
コース概要:杵築ー別府ー(輪行)ー中津ー耶馬渓ー玖珠ーやまなみハイウェイー黒川温泉(大分・熊本)
形式・人数:自転車部合宿春合宿(プレ企画→合宿)・グループ(4人)→部行動
コース全体:
詳細コース:
*記憶をもとに作成。実際に走行したルートと完全には一致していません。
3/12 杵築ー別府
行程:杵築ー別府ー(輪行)ー中津
宿泊地:道の駅しんよしとみ付近(風呂:竹瓦温泉)
さて、別府に向かいます。別府は源泉数、湧出量ともに日本一のまさに温泉シティ。私が説明するまでもないですね。
地獄という名の噴泉地めぐりをします。様々な源泉を擁する別府だからこそ見れる奇観群です。一部は国の名勝指定されてます。(写真:地獄への案内板)
まずは竜巻地獄です。間欠泉ですね。30-40分間隔で噴き出します。かなり高く噴き出すそうですが、安全性の観点で天井が付けられています。(写真:竜巻地獄)
本当に人口の噴水みたいに湧き出します。これが自然のなせる技とは驚きです。
各地獄は微妙に離れていて、移動しながら見ます。続いては血の池地獄で、その名の通り、不吉な様相です。酸化鉄などによって朱色に染まっているそうです。(写真:血の池地獄)
途中、鉄輪温泉(別府八湯の1つ)の穏やかな風景に遭遇しました。The 温泉街って感じです。この温泉街は国の重要文化的景観にも選ばれています。(写真:高台から温泉街を望む)
さて、地獄めぐりは続きます。鬼山地獄の名物はワニです。温泉を使ったワニ園になってます。(写真:鬼山地獄の元気なワニ達)
こちらは泥状に温泉が溢れてます。(写真:鬼石坊主地獄)
こちらは何だかさわやかな色合いで地獄感がやや少なめです。(写真:海地獄)
硫酸鉄によってこのような色になっているそうです。
地獄を巡るのはいいけど、やはり温泉にもつかりたいということで、最後に風情がある公共浴場に向かいます。(写真:竹瓦温泉)
いや~、渋いです。中も広くはないものの、なぜだか落ち着く雰囲気。お湯はもちろん最高に良かったです。
ここは国の登録有形文化財で近代化産業遺産にも認定されています。
さて、この日は次の日から始まる自転車部の本合宿のため、集合地の中津まで輪行で戻りました。
3/13 中津ー玖珠
行程:中津ー耶馬渓ー玖珠
宿泊地:ホテル清流
自転車部の本合宿が始まります。中津から耶馬渓に向かいます。
耶馬渓は日本新三景に選ばれています。(ただこの三景ってマイナー。。)
あとは日本三大奇景だったり、日本遺産だったり、国の名勝指定されていたり、意外とタイトルを持っている渓谷。耶馬日田英彦山国定公園の領域でもあります。
まずは青の洞門というスポットへ。江戸時代に偉いお坊さんが交通の難所であった絶壁にノミでトンネルを掘ったという場所です。30年かけて掘りぬいたのだとか。。(写真:青の洞門)
拡幅工事によって、当時の痕跡は少なくなっているようですが、見るからに「こんなとこ人力で掘れるもんなの???」と思えてきます。
確か小学校の頃、道徳の教科書にこのトンネルを掘る話が載っていた記憶があります。(写真:青の洞門、あかり取りの窓)
羅漢寺というお寺にも行きます。こちらも断崖絶壁に埋め込まれるようにして建てられている面白いお寺。(写真:羅漢寺山門)
たくさんの石仏(五百羅漢)が安置されているのですが、その写真は撮ってませんでした。。安置されている洞窟前にたくさんのしゃもじが奉納されています。(写真:羅漢寺無漏窟)
本堂も岩壁にへばりついてました。(写真:羅漢寺本堂)
さらに奇景を眺めつつ、耶馬渓を遡っていきます。(写真:一目八景)
沢には切り立った巨石がゴロゴロ。特徴的ですね。(写真:耶馬渓の流れ)
ただ、この日は終日曇天でした。今度は晴れてる時に来たいもんです。
豊後森という駅の近くまで走ってフィニッシュです。
3/14 玖珠ー黒川温泉
行程:玖珠ーやまなみハイウェイー黒川温泉
宿泊地:民宿きらく
前日からの曇天で嫌な予感がしていましたが、この日は終日の雨。。
やまなみハイウェイという九州屈指の絶景ロードを走る予定だったのですが。。
まずは九重夢大吊橋という日本一の高さの人道吊橋に行きましたが、このガスっぷり。。(写真:九重"夢"大吊橋)
うーん、悲しい(泣)。
かすかに下が見えました。さすがに高いです。(写真:九重"夢"大吊橋から望む沢)
この後、ひたすら雨とガスの中を走り続けます。牧歌的で雄大な風景はいずこにという感じでした。。(当然写真なんか撮ってません。。)
夕方、ようやく雨があがります。タフな1日でした。(写真:雨上がりのやまなみハイウェイ)
熊本に入ります。黒川温泉で有名な南小国町です。やはり山を越えると天気が変わるもんです。(写真:県道11号)
最後に、ちょっとだけ晴れ間が出て雄大(そうな)風景が垣間見えました。このあたりは阿蘇くじゅう国立公園のエリアです。(写真:三愛レストハウスにて山を望む)
こんな日もあります。明日は晴れてほしいと切に願うばかりです。
この日は黒川温泉まで走りました。
* * *
さて、この旅も折り返し地点です。次回は阿蘇を攻めます。
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それでは!
*カバー写真:鬼山地獄(大分)
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