【自転車旅行記】2009年夏② 青森 ~恐山、尻屋崎など~(8/12~8/14)
いつもお読み頂きありがとうございます!
子供がラーメン体操という歌が大好きで、よく一緒に踊ってます。
子供向けの歌って、頭に残りやすいのか、最近ずっと脳内リピート中です。
さて、今日も自転車旅行記のnoteを書いていきたいと思います。
* * *
下北半島の先っぽ大間崎と尻屋崎。どちらも最果て感MAXでした。
基本情報
期間:2009年8/12~8/14
距離:208.8km
獲得標高:3,828m
コース概要:脇野沢ー仏ヶ浦ー大間崎ー薬研温泉ー恐山ー尻屋崎(青森)
形式・人数:グループ旅行(5人)
コース全体:
詳細コース:
*記憶をもとに作成。実際に走行したルートと完全には一致していません。
8/12 脇野沢ー大間崎
行程:脇野沢ー仏が浦ー大間崎
宿泊地:大間崎テントサイト(風呂:記憶なし)
この日は下北半島の山がちな部分に突っ込んでいきます。名もなき峠を登ります。山と海が組み合わさる風景はまたいいものです。奥に見えるのは津軽半島だと思います(多分)。
牛滝という小さな漁港に着きます。のどかです。
ここから仏ヶ浦へ遊覧船が出ているということで乗り込みます。
仏ヶ浦は海岸線に奇岩断崖が続く景勝地で国の名勝、天然記念物に指定されています。
緑色凝灰岩という岩石で作られた断崖は不思議な緑色をしていて、仏の名に相応しい不思議な感覚を覚えました。
ちなみに海の色も綺麗な緑色でした。
仏ヶ浦の中腹に桟橋が整備されていて、海から上陸できます。岩々にグッと近づけます。
何かに迷い込んだ気分になります。
カッコイイ岩です。
漁港に戻ります。青森方面(多分)の陸地が見えます。あそこから陸奥湾をぐるっと巡ってきて、そろそろその陸奥湾ともお別れになります。少し寂しいですね。
再び下北半島を北上します。またも峠を越えます。振り返ると先程の仏ヶ浦の全体が見えます。
一気に大間まできました。大間と言えばマグロ!
そして、大間崎は本州最北端の地!
いや~、こういう最〇端って制覇したくなっちゃいます。どん詰まり感があります。
大間崎の近くにテントサイトがあり、この日はそこで一泊。
8/13 大間崎ー薬研温泉
行程:大間崎ー薬研温泉
宿泊地:薬研野営場(風呂:夫婦かっぱの湯)
無料のテントサイトでしたが十分に綺麗で最高でした。やっぱりライダーの人とかたくさん訪れる人気スポットだから、町もしっかり管理しているんですかね。旅人フレンドリー。
朝一、近くの魚屋でマグロを捌いてました。手際の良さに惚れ惚れします。
この日はやや小雨、そして見所少な目なのでスーパー移動します。
この日は下北の奥座敷、薬研温泉に泊まります。
とても落ち着いた雰囲気のしっとりした温泉地でした。
川沿いの素敵な温泉に入浴。誰もいなかったのでパチリ。
旅も6日目、十分に疲れを癒しました。
8/14 薬研温泉ー尻屋崎
行程:薬研温泉ー恐山ーむつー尻屋崎ーむつ(輪行)
この日は、旅の最終日。
まずは恐山に向かいます。結構な登りを淡々と走ります。
道沿いの川、やけに透明度が高いです。それもそのはずで、この川の水源である宇曽利山湖の水が超刺激的なんです。植物や藻類が全然生えないようになってます。
こちらがその宇曽利山湖。独特の雰囲気。恐山は活火山で、そのカルデラ湖になります。火山成分が溶け込むために湖水は強酸性となっているそうです。
そして、恐山の霊場です。恐山菩提寺がその中心を成してます。死者の集まる山と言われていて、イタコも有名ですね。日本三大霊場の1つです。
なんというか、不穏さ、不気味さを感じます。背筋がヒヤーッとする感覚とでも言いましょうか。
荒涼とした、地獄とか賽の河原とかと呼ばれるエリアもあります。こちらは日本三大地獄の1つなんだとか。
よく見ると火山系の岩石ですね。大地のパワーで形成された土地だと分かります。
一転、こちらは宇曽利山湖沿いの極楽浜と呼ばれるエリア。地獄と極楽が共存する場なんですね。
この後、恐山を離れ、3日ぶりにむつ市内に戻ります。恐山からの下り道がもの凄い急こう配でMAX70km/hくらい出たのを覚えてます。
自転車で70km/h出すとマジで恐怖感がやばいです。
そして、尻屋崎を目指します。旅のクライマックス。
尻屋崎は下北半島の北東の突端。最果ての地には風車が似合います。
走っている道も、最果てに続いていく感じが凄いです。
最高の天気が何よりも嬉しかったです。
尻屋埼灯台が見えてきます。映画のワンシーンっぽい。
尻屋崎には馬が放牧されています。寒立馬という種で、ふくよかな体が特徴です。寒さにかなり強いそうです。
尻屋埼灯台です。登録有形文化財です。まぶしい白さ。日本一高いレンガ造灯台なんだそうです。
馬糞がこんなに絵になるとは。。
本当にのどかで、最高な時間を過ごせました。
最涯地って石碑があったのですが、最涯地って何でしょう?
この後、むつ市内まで戻って旅は終了。下北駅から輪行で帰宅しました。
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社会人になってから、久々に1週間規模の旅行だったので、とても楽しかった記憶があります。やっぱそれくらいの期間走ってようやくチャリ旅って感じがします。
以上!
最後までお読み頂き、感謝です!
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それでは!
*カバー写真:仏ヶ浦の磯(青森)