【自転車旅行記】2007年夏⑨ 北海道 ~哀愁の宗谷編~(8/29~8/31)
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フォロワーが順調に増え始めて、先日100人を超えましたが、それにつれて、フォローしてくれている人のnoteを読み切れなくなっています。なるべく読みたいなとは思うものの、さすがに量が多い。。
可能な範囲でなるべく読んで、勉強させてもらえればとは思っています。
引き続き、よろしくお願いします。
さて、本日も自転車旅行記書きます!
2005年からコツコツと続けている自転車旅行の記録を作成しています。全47都道府県を制覇しています。是非お楽しみください。
*マガジンにまとめています。詳しい説明はこちら
*北海道のツーリングに関してはこちら
*よろしければ2007年夏①、②、③、④、⑤、⑥、⑦、⑧もご覧ください
*北海道の番外編記事はこちらとこちら
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2007年、学生最後の夏、ワンダーランド北海道の自転車旅行について書いていきたいと思います。
基本情報
期間:2007年8/29~8/31
距離:254km
獲得標高:1,365m
コース概要:旭川ー士別ー名寄ー音威子府ークッチャロ湖ー猿払(北海道)
形式・人数:自転車部夏合宿(本合宿→アフター企画)・部行動→グループ(13人)
コース全体:
詳細コース:
*記憶をもとに作成。実際に走行したルートと完全には一致していません。
引き続きひたすらに北上を続けます。旭川からは北へ一直線という感じです。目指すは日本最北の地、宗谷岬です!
8/29 旭川ー士別
行程:旭川ー士別
宿泊地:日向温泉
旭川は、この旅でも約半月前に訪れています。北海道第2の都市ですね。
この日はまず旭川観光です。旭川といえば、やっぱり旭山動物園ですね。行動展示なる手法で、一時は上野動物園に次ぐ全国NO.2の動物園に成長しました。日本最北の動物園です。
こんな水槽をアザラシが通ったら興奮しますよねぇ〜。(写真:旭山動物園あざらし館)
こちらはホッキョクグマですね。2匹でじゃれあってました。(写真:旭山動物園ホッキョクグマ館)
さて、市内を巡ります。旭川のシンボル、旭橋です。昭和7年に架けられて以来、旭川の厳しい気候にも負けず、現役で頑張ってます。北海道遺産、土木遺産です。(写真:旭橋)
そして、旭川ラーメンです。たかがラーメン、されどラーメン。立派な観光資源ですね。(写真:蜂屋 五条創業店のチャーシュー麺)
さて、北上を続けます。石狩地方と天塩地方との境目、塩狩峠です。三浦綾子の同名小説で有名ですね。高校の時に読んだ記憶があります。おかげで峠の下りでチャリのブレーキが壊れる展開は免れました。この小説は、この峠でかつてあった事故を基にした実話とのこと。(写真:峠にあった三浦綾子の題字の石碑)
士別まで走りました。この日で自転車部の合宿は終了です。(写真:日向温泉(宿泊宿)から夕暮れの士別方面を望む)
最終日は宿に泊まってダラダラと飲みながら打ち上げをするのが慣習です。こういう感じの飲み会ってしばらくないなぁ。懐かしいです。(写真:打ち上げの様子)
8/30 士別ー音威子府
行程:士別ー名寄ー音威子府
宿泊地:リバーサイドキャンプ場(風呂:天塩川温泉)
さて、合宿も終わり、帰る人は帰ります。なんだかホッとする雰囲気の駅からの輪行です。北海道にはこういう駅舎(物置系)をよく見かけます。(写真:宗谷本線瑞穂駅)
一方、旅を続ける人は続けます。私ももう少し旅を続けて、最北の地を目指します。
結構、最北端に行きたいというメンバーは多く、この日から13人の大所帯での旅になりました。人数が多いことは賑やかでいいことです。
さて、走り出します。名寄では一面のひまわり畑に寄りました。(写真:名寄智恵文ひまわり畑)
北海道は8月末、もうそこそこ寒いですから花は少し小ぶりでした。それでも凄い広さです。(写真:一面のひまわり畑)
引き続き北上します。
途中、カントリーサインがなぜか3つ並んでました。こうして見ると、やっぱりイラスト付きカントリーサインの文化は素敵です。全国展開しないもんですかねぇ。(写真:3つ並ぶカントリーサイン)
天塩川です。川の長さは北海道で2番目、日本国内でも4番目です。北海道遺産でもあります。(写真:天塩川を渡る)
この日は音威子府(おといねっぷ)でフィニッシュです。
8/31 音威子府ー猿払
行程:音威子府ークッチャロ湖ー猿払
宿泊地:さるふつ公園キャンプ場(風呂:ホテルさるふつ)
この日も引き続き、ひたすら北に向かって走ります。
かつて、音威子府からオホーツク海岸を経て稚内に至る天北線という路線がありました。現在は廃線しているのですが、その線路跡がありました。もうそこに鉄道があったことなんか分からない感じですね。(写真:旧天北線跡)
北海道もこの辺りまで来ると、かなり過疎の匂いを感じます。鉄道の廃線跡、廃駅、閑散とした市街、閉校した小中学校等々。素晴らしい魅力がある土地ではあるものの、その地を離れる人が多いのが現実です。哀愁を感じます。
そんなことを感じながら、旧天北線に沿ってオホーツク海を目指します。(写真:国道275号)
難読漢字駅です。かつては鉄道駅だったものの、天北線廃線に伴い、駅跡地を道の駅に転用したそうです。こうやって、街の中心地の賑わいを少しでも保とうとする活用は応援したくなりますね。(写真:敏音知駅)
え~、ちなみに正解は敏音知(ぴんねしり)と読みます。
クッチャロ湖まで来ました。屈斜路湖と似た名前ですが、別の湖です。でも、名前の由来は同じくアイヌ語のkut-char(沼の水が流れ出る口)から来ているそうな。ラムサール条約にも登録されていて、水鳥たちが多く飛来するそうです。(写真:クッチャロ湖)
ストリートビューも貼っておきます。(ストリートビュー:クッチャロ湖岸の道)
旧天北線の廃線跡が、一部サイクリングロードになってました。丁度いい道幅です。(写真:北オホーツクサイクリングロード)
途中、廃駅がありました。時間の経過を感じます。(写真:旧天北線山軽駅)
猿払村まで来ました。ここには有名な直線道があります。(写真:エサヌカ線)
気持ちいいまでの直線と地平線です。こんな道を自転車で走ると本当に気持ちいいです。(写真:地平線に向かって走る)
ストリートビューも貼っておきます。前後どちらも本当にまっすぐです。(ストリートビュー:エサヌカ線)
久々にオホーツク海に出ました。(写真:猿払付近のオホーツク海)
この日は猿払でフィニッシュです。(写真:国道238号)
この道は、日本最北端の宗谷岬に続きます。翌日、そこに到達する予定です。
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さぁ~て、ようやくここまで来ました!次回は北海道自転車旅行記の最終回です!
最後までお読み頂き、感謝です!
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それでは!
*カバー写真:名寄ちえぶんひまわり畑(北海道)