【自転車旅行記】2009年夏① 青森 ~夏泊半島、むつなど~(8/8~8/11)
いつもお読み頂きありがとうございます!
梅雨入りしましたね。紫陽花が綺麗です。
さて、今日も自転車旅行記のnoteを書いていきたいと思います。
* * *
久しぶりの長め(1週間)の真夏旅。やはり北へ行きたいので下北半島へ。
基本情報
期間:2009年8/8~8/11
距離:186.7km
獲得標高:2,523m
コース概要:青森ー浅虫温泉ー夏泊半島ーむつー脇ノ沢(青森)
形式・人数:グループ旅行(5人)
コース全体:
詳細コース:
*記憶をもとに作成。実際に走行したルートと完全には一致していません。
8/8 青森ー浅虫温泉
行程:(輪行)青森ー浅虫温泉
宿泊地:道の駅ゆーさ浅虫付近(風呂:道の駅 ゆーさ浅虫)
新幹線(輪行)で一気に八戸へ。この時はまだ新幹線が八戸までだったので、東北本線に乗り換えて青森に着きました。
青森駅で出迎えてくれたのは、やはりねぶたですね。一度ねぶた祭りも訪れてみたいものです。
青森駅と言えば、かつて青函連絡船との乗換駅でした。青函連絡船とは、国鉄(JR)が運航していた青森と函館を結ぶ定期船です。北海道の交通・物流の大動脈であり、最盛期には1日30往復の便があったとか。「津軽海峡冬景色」の歌でも有名です。
1988年、青函トンネルができて青函連絡船はなくなりましたが、かつての桟橋に保存船の八甲田丸があります。もちろん見学します。
船ってワクワクしますよね。操舵室ではしゃぎます。
写真はないのですが、当時の船内の様子がよく残されていました。かつての人々はこの船内で北海道に行くワクワクを感じていたんでしょうね。
甲板に出て、青森のウォーターフロントを眺めます。綺麗に整備されています。
海の方を見ます。うっすら見えるのは明日の目的地の夏泊半島です。さすがに函館までは見えませんでした。
青函連絡船の特徴として、鉄道を船内にそのまま引き込めるというがあります。線路を船内までつなげられて、貨物については貨物列車ごと運んでたというわけです。人の移動も支えてましたが、物資の輸送も支えていたんですね。
さて、青森から走り始めます。この日は浅虫温泉まで走りました。
浅虫温泉の道の駅で温泉を楽しみ、付近で一夜を明かしました。
8/9 浅虫温泉ー平内
行程:浅虫温泉ー夏泊半島ー平内
宿泊地:夜越山オートキャンプ場(風呂:平内いきいき健康館)
朝です。目覚めてすぐ目の前に海があるというのは最高に気持ちいいです。
前日に自分の銀歯が外れるというアクシデントがあり、近くの歯医者へ。応急処置をしてもらおうと思ったのですが、とんだヤブ医者でした。。(詳しく書くのは控えますが)
夏泊半島をぐるっと巡ります。シーサイド道路を走る楽しさは、自転車旅冥利に尽きます。
夏泊半島の先っぽ、夏泊崎に寄り道します。海水浴シーズンなので賑わってました。
もちろん海産物がおいしいです。海鮮丼を食べました。
岬の先に、干潮時に地続きになる島があります。ブラブラします。時が止まったような穏やかな雰囲気でした。
夏泊半島は、小さい半島ですぐにぐるっと走り切れました。早めにこの日のキャンプ場に着いてしまい、たまたまパークゴルフ場があったので皆でラウンドしました。またまた何とものんびりした雰囲気。
綺麗に整備されたいいキャンプ場でした。この日はこちらで一泊。
8/10 平内ーむつ
行程:平内ー横浜ーむつ
宿泊地:早掛レイクサイドヒル キャンプ場(風呂:記憶なし)
朝、キャンプ場に紫陽花がたくさん咲いてました。梅雨に咲くイメージですが、北に行けば行くほど後にずれ込んで8月に咲くんでしょうかね。
この日はいよいよ下北半島に入っていきます。本州最北の地を目指していきます。
とはいっても、しばらくは何もない道をひたすらに北上します。風車が所々にあった記憶があります。
途中、原子力関係で名の知れた六ケ所村付近を通ります。原子力関係の施設が近いとちょっと辺りの雰囲気変わったりするんですよね。自転車旅行あるあるですが。
道の駅よこはまの近くにひまわり畑がありました。ひまわりは季節通りに咲くんですね。
この日はほぼ移動日で、むつ市内のキャンプ場まで走ってフィニッシュしました。
8/11 むつー脇野沢
行程:むつー九艘泊ー脇野沢
宿泊地:道の駅わきのさわ付近(風呂:脇野沢温泉)
この日泊まってたのも、いい感じのキャンプ場でした。キャンプ場も当たりはずれがあるので、いい感じだと本当に助かります。
この日も走り始めます。下北半島の最高峰、釜伏山が見えます。
むつは本州最北端の市であり、海上自衛隊の街です。旧海軍の水道施設であった古いダムに寄ります。石積みのアーチ式ダムで、重要文化財です。
歴史感じますね。明治時代に作られたそうです。
陸奥湾に出ます。天気も良く、最高な眺め。
陸奥湾は周りの大部分を陸地に囲まれているため、とっても穏やかです。
また紫陽花が咲いていました。ボリュームが凄いです。
交通量の少ない海沿いをずっと走ります。
途中、廃校する小学校がありました。下北半島は、旅をする人間の視点から見れば自然がたくさんあって風光明媚ですが、実際には過疎が進んでいて哀愁を感じさせられることも多かったです。
ちなみに、下北半島には野生のニホンザルがいます。これは、世界の中で最も北限に生息するヒト以外の霊長類なんだとか(従って国の天然記念物にも指定されている)。
写真はないのですが、下北半島の南西の先っぽの北海岬というところまで行ってニホンザルがいないか探してみたものの、残念ながらお会いできず。。
この日は脇野沢というところまで走りました。
* * *
ちなみに明後日はボーナス日です!
楽しみ~。
以上
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それでは!
*カバー写真:陸奥湾の美しい海(青森)
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