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【自転車旅行記】2007年夏① 千葉・茨城・栃木・福島・新潟 ~酷暑の本州脱出編~(7/31~8/4)
いつもお読み頂きありがとうございます!
昨日のnoteでは北海道ツーリングについて、熱く語らせていただきました。
そして、私の今の気持ちはこちら
明日からnoteで13年前の北海道自転車旅行の記録作ろうかと思ってて、それを前にしてnoteのフォロワーがようやく50人を突破。
— マルーター (@maltaaa) September 5, 2020
それなりの人数の人に読んでもらえると思うと少し嬉しい。
note上には余り顔見知りがおらず、フォロワーはほぼ知らない方々。そんな状況もまた楽しみだ。#note
それでは、今日から2007年夏の自転車旅行について書こうと思っているものの、まずは本州脱出編を書きます。
この年の自転車旅行は、北海道までの往路は、千葉(自宅)→新潟を自転車で走り、新潟→小樽はフェリーで渡りました。その道中になります。
ちなみにこのシリーズとしては、全旅程(35日間)を10回に分けて書いていきたいと思います。
それでは、始まり始まり~♪
2005年からコツコツと続けている自転車旅行の記録を作成しています。全47都道府県を制覇しています。是非お楽しみください。
*マガジンにまとめています。詳しい説明はこちら
* * *
2007年、学生最後の夏、ワンダーランド北海道の自転車旅行について書いていきたいと思います。
基本情報
期間:2007年7/31~8/4
距離:409.2km
獲得標高:5,061m
コース概要:千葉ー柏ー野田ー宇都宮ー鬼怒川ー会津若松ー津川ー新潟(千葉・茨城・栃木・福島・新潟)
形式・人数:自転車部夏合宿(プレ企画)・ソロツーリング
コース全体:
詳細コース:
*記憶をもとに作成。実際に走行したルートと完全には一致していません。
まずは北海道に渡るために小樽行きのフェリー乗り場(新潟)目指して、本州を縦断します!
7/31 千葉ー柏
行程:千葉ー柏
宿泊地:柏・友人宅
この夏の自転車旅行、1ヶ月以上の旅程、そして前半の半月は1人旅です。
北海道と言えば鉄道でも行けるものの、なんとなくフェリーでのんびり渡りたいなぁと思い立ち、新潟ー小樽航路をチョイス。
そして、新潟までは当時住んでいた千葉から自転車で走るルートを組みました。ちょうど東京湾から日本海を目指す形になります。
この日、大学の前期セメスターが終了。その夜の10時に出発しました。
ひとまず、柏の友人宅まで走り、一泊。次の日に備えます。
8/1 柏ー宇都宮
行程:柏ー野田ー宇都宮
宿泊地:宇都宮市森林公園キャンプ場(風呂:記憶なし)
この日は一気に関東平野を走り切る予定です。
しかし、この季節の本州は地獄の暑さです。とにかく体力勝負。
とりあえず柏から野田へ移動。野田と言えばキッコーマン、しょうゆ工場を軽く見学。(写真:キッコーマン本社工場、いつもお世話になっている商品達)
野田は、街に醤油の香りが漂っているとの噂を聞いたことがあります。確かに工場周辺はかぐわしかったのを憶えています。
その後、チーバ君でいうお鼻の先っぽである関宿まで走り、そこから利根川を渡って茨城へ。(写真:遠くに関宿城を眺めつつ利根川を渡る)
ここから主に国道4号をひたすらに北上。全く見所には寄らずにとにかく距離を稼ぎます。栃木に入り、夕方ようやく宇都宮に着きます。
宇都宮と言えば餃子。(写真:宇都宮みんみん本店で焼餃子、揚餃子を堪能)
スタミナつきますね!
この日は宇都宮市内のキャンプ場でフィニッシュです。
*後日追記:大谷、栃木についてはこちら
8/2 南国ー本川
行程:宇都宮ー鬼怒川ー南会津
宿泊地:道の駅たじま付近(風呂:男鹿の湯)
さて、いよいよ関東平野も徐々に終わりを迎え、山岳コースに入っていきます。この日は、日光から鬼怒川方面へ抜けて、福島へ行きます。
まずは、日光杉並木です。世界最長の並木道としてギネス世界記録にも登録されています。日光東照宮の参道として、江戸時代に整備されました。(写真:日光杉並木(例幣使街道))
ちょっと日光杉並木のWikipediaを引用します。
周辺の開発によって旧態を失った箇所もあるものの、植樹から400年近く経った現在でも約12,500本のスギが生い茂り、寄進碑や一里塚も現存するなど、江戸時代の街道の景観をよく伝えており、歴史的にも植物学的にも特に重要とされ、日光杉並木街道 附 並木寄進碑(にっこうすぎなみきかいどう つけたり なみききしんひ)として、日本で唯一、国の特別史跡および特別天然記念物の二重指定を受けている。
日光杉並木のストリートビュー貼っておきます。(ストリートビュー:日光杉並木)
ちなみに今回の私のチャリの装備と杉並木。(写真:2007年夏のマイチャリ)
1ヶ月のキャンプツーリングにしてはコンパクトにまとめています。大分パッキングの技術もついてきました。
鬼怒川を遡っていきます。川沿いにへばりつく温泉街。(写真:鬼怒川温泉)
奇岩立ち並ぶ龍王峡を観光。日光国立公園のエリアです。大分登り坂もきつくなってきます。(写真:龍王峡、五龍王神社と虹見の滝)
五十里ダムです。こちらも日光国立公園のエリアです。まだまだ福島は遠い~、登る~。(写真:五十里ダム)
夕方、ようやく福島に到達します。(写真:山王峠のトンネル)
この日も暑かったなぁ~。
このトンネルをくぐったあたりでこの日はストップ。
*後日追記:日光についてはこちら
8/3 南会津ー西会津
行程:南会津ー大内宿ー会津若松ー西会津
宿泊地:道の駅にしあいづ 西会津(風呂:記憶なし)
引き続き北上をして、会津若松を目指します。徐々に見所を楽しむ余裕も出てきてます。
まず、塔のへつりという河食地形の奇形を呈する景勝地へ。国の天然記念物にも指定されています。(写真:塔のへつり)
川沿いの柱状の奇岩が並びます。丁度良く岩に歩けるスペースがくりぬかれてます。(写真:塔のへつりのくぼみ)
近くには湯野上温泉駅が。全国にも数少ない茅葺の駅舎です。中には囲炉裏もある!雰囲気いいなぁ~。(写真:会津鉄道会津線湯野上温泉駅)
続いて、大内宿へ。寄棟造の民家が並ぶ宿場町です。重要伝統的建造物群保存地区です。ガイドブックとかにもよく出てますよね。(写真:大内宿の街並み、大内宿本陣跡)
うーん、素晴らしいですね!でもこれだけ茅葺の建屋が並んでいるのを見ると、メンテナンス凄く大変でしょうねぇ~。伝統を守るということも一筋縄ではいきませんから。
雪の大内宿のストリートビュー貼っておきます。(ストリートビュー:大内宿)
さぁ、この日は色々ありますので、どんどん行きます!
会津若松につきました。幕末に数々の悲劇に襲われたこの地。その本拠の若松城(鶴ヶ城)です。もともとの天守は幕末の会津戦争で解体され、現在は鉄筋コンクリ製で再建されています。国の史跡です。(写真:若松城天守、天守からの眺め)
白虎隊伝説のある飯森山。こちらには珍しい文化財もあります。さざえ堂です。(写真:円通三匝堂(重要文化財))
これは、入り口から斜めの登る廊下が二重らせん状に伸びていて、ぐるぐると登って上に到達すると今度はぐるぐると下に降りてくるという構造になっています。さざえみたいな珍構造というわけです。(写真:さざえ堂の内部)
このお堂をぐるぐると巡るとご利益があるそうな。北海道まで無事につきますように。
会津若松からグイっと進路を西に取ります。この日は新潟の県境付近まで走りました。
*後日追記:喜多方についてはこちら
8/4 西会津ー新潟
行程:西会津ー津川ー新潟
宿泊地:新潟市内のカラオケ(風呂:記憶なし)
本州最終日です。日本海まで行きます。
この日は雨。(写真:阿賀川に降る雨)
いよいよ新潟に入ります。(写真:国道49号、新潟との県境)
阿賀野川沿いに河口の新潟を目指します。
ちなみにこの阿賀野川、全長全国10位、流域面積同7位の大河です。かつては新潟水俣病の舞台ともなってしまった川。福島内では阿賀川呼ばれ、新潟に入ると阿賀野川と名前を変えます。
阿賀野川の舟運の拠点、津川。ここの麒麟山には狐火伝説が残ります。狐火の発生率は世界一(?)なんだとか。名前の由来は山容が麒麟に似ているから。(写真:麒麟山)
近くには狐の嫁入り屋敷なる施設があります。ちょっと不思議な雰囲気を感じました。(写真:狐の嫁入り屋敷)
さぁ、もうラストスパート!阿賀野川沿いを爆走!(写真:阿賀野川とマイチャリ)
新潟市に着きました。(写真:ビッグスワンスタジアム)
この日は新潟市内のカラオケで夜を明かしました。新潟は日本海側唯一の政令指定都市です。さすがに野宿はまずいですからね。
* * *
さて、無事にフェリー乗り場の新潟まで来ました。次回はいよいよ北海道に上陸です。
最後までお読み頂き、感謝です!
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それでは!
*カバー写真:湯野上温泉駅の入り口(福島)
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