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【自転車旅行記】2013年GW 長野・山梨 ~麦草峠・野辺山など~(5/3~5/5)

いつもお読み頂きありがとうございます!

パリオリンピック開幕しましたね。

眠いけど観たい、観たいけど眠い、というジレンマを感じながらもこれから毎日楽しめそうです。昨日はサッカー(マリ戦)を見ました

さて、今日は自転車旅行記を書いていきます!

* * *

麦草峠を越えて、八ヶ岳の周りをぐるっと一周するGWの旅。

基本情報

期間:2013年5/3~5/5
距離:91.3km
獲得標高:1,973m
コース概要:茅野ー麦草峠ー松原湖ー野辺山ー小淵沢(長野・山梨)
形式・人数:ソロツーリング

コース全体

詳細コース

*記憶をもとに作成。実際に走行したルートと完全には一致していません。

5/3 茅野ー蓼科湖

行程:(輪行)ー茅野ー蓼科湖
宿泊地:蓼科レイクサイドキャンプ場(風呂:近くの温泉宿)

八ヶ岳の周りをぐるっと廻るコースである今回、出発駅は長野県の茅野駅にしました。

茅野駅東口

ここは思い出深い駅で、自分が1番最初に長距離のチャリ旅に出た際の出発地です。

その時の旅日記は以下です。

8年前と同じ駅前で輪行解除します。

今回の旅チャリ装備

前回は茅野駅から北に行きましたが、今回は西に向かって走ります。
目指すはメルヘン街道、麦草峠です。

早速八ヶ岳が見えます。百名山です。
そして、早速の登り坂。

山に向かって登っていく道

途中、お寺の境内で桜が咲いてました。
寒い土地ではGWが桜のシーズンです。

蓼科山聖光寺

蓼科湖に着きました。
奥に見えるは蓼科山です。こちらも日本百名山。

蓼科湖がちょっと暗く写ってますが、、

蓼科湖のすぐ側、ちゃんと芝生のキャンプ場にチェックイン。
今日はよく眠れそうです。

GWは流石に人が多かったです

夕食は肉ピーマン炒めです。

本日のキャンプ飯

初日は、走行距離はそこそこに明日の峠攻めに備えます。

5/4 蓼科湖ー松原湖

行程:蓼科湖ー麦草峠ー松原湖
宿泊地:松原湖高原キャンプ場(風呂:八峰の湯)

信州のGWの寒さをなめてました。

前日、くそ寒いなぁと思ってたらテントのフライシートの内側に霜が降りる程でした。寒さで眠りも浅いような気がして峠攻めに一抹の不安が。。

昨日の寒さの痕跡

朝の蓼科湖です。美しい湖面がこの日はちゃんと撮れてます。

蓼科湖と蓼科山 朝Ver

さて、ここからメルヘン街道を登っていきます。

メルヘン街道は、国道299号のうち茅野市と同じ長野県の小海町までの区間の愛称です。ドイツに本家のメルヘン街道があり、そこから名前を拝借してるようです。

このメルヘン街道の目玉は何といっても麦草峠です。
標高2,127mの峠で、国道において国内2位の標高です。

ちなみに国道標高1位は渋峠(長野と群馬の県境)です。
渋峠は、2006年にチャリで制覇してまして、今回は1位だけではなく、2位も攻め落とそうという魂胆です。

以下は渋峠攻めの時の旅日記です。

途中、滝がありました。
新緑が芽吹けばさらに気持ちよさそうな景色です。

蓼科大滝

徐々に標高を上げていきます。

おそらく諏訪盆地の方面

斜度がキツくなってきます。
苦しい中、とにかく無心で登り続けます。

いつの間にか蓼科山がすぐ近くに

ラストスパート、めちゃきついです。

きつい直登路

すでに標高2,000mオーバーな訳で、そもそも自転車で登るっての自体結構無茶な話です。

毎回のことですが、峠を登ってる時「俺は一体なぜこんな苦行をしてるんだ?」と自問自答してしまいます。

そして、お昼前にようやく峠に着きました。

ついた!(ガッツポーズ)

峠に着くと、登ってる最中の自問自答に「峠を登り切った時の達成感が気持ちいから」と答えがすんなり出てきます。

ただ、峠自体はあまり開けておらず、眺望はあまり良くはなかったです。
そしてめちゃ寒い。。

ちょっとした散策路があり、巡ってみます。
完全な雪道!笑

5月なはずなのに、、

池がありましたが、全面凍結してました。。

白駒の池、マジかよ

やはり信州のGWはなめてかかってはいけないですね。次回は完全な夏に来たいと思いました。

下り坂をかっ飛ばして小海町方面へ。
松原湖沿いの高原別荘地に来ました。

小海高原美術館です。安藤忠雄が設計してます。

もっといい角度の写真撮ればよかった

この日は松原湖沿いのキャンプ場で一夜を過ごします。

シャレにならないくらいに寒くなってきて、周りのキャンパーが皆焚き火で暖をとっていました。見よう見まねで自分もかまどを組んで落ち枝で焚き火を始めます。

即席焚き火

夜、焚き火がなければ凍死するんじゃないかというくらいに冷えました。
レトルトのハンバーグで夕飯です。ビールもキンキン冷えてます。

寒いけど焚き火を囲んでの飯はいい!

「テントで寝て、朝凍死してないだろうか、、」と一抹の不安がありつつ床につきました。

5/6 松原湖ー小淵沢

行程:松原湖ー野辺山ー清里ー小淵沢ー(輪行)

朝、まだ生きてました。
寒さは相変わらずにやばかったです。

寒いながら意外と人が多いキャンプ場

寒いということは空気が澄んでいるということ。
朝焼けがとても綺麗でした。

いいグラデーション

それでも寒さには耐えられず、モーニングファイヤー開始です。

火を起こしてようやく生き返り、その大切さを実感

ようやく陽が登り、寒さは引いていきました。出発です。

朝の松原湖

千曲川の流れを逆走していきます。
目指すは野辺山高原です。

日本一の大河の上流部

徐々に高原地帯に入っていきます。
八ヶ岳がかっこいい!!

残雪の八ヶ岳とレタス畑

野辺山は高冷地の野菜促成栽培が盛んです。時期をずらして出荷できるという中学の社会科で習ったあれです。

一面のレタス畑が広がってました。

そして、野辺山といえば鉄道最高所の町。
小海線の野辺山駅は、日本で1番標高の高い鉄道駅です(海抜1,345.67m)。

小さいながらもモダンな雰囲気の可愛い駅舎でした。
鉄道ファンからの人気も高そうでしょうし、観光名所なんでしょうね。

野辺山駅

さらに、野辺山駅の次の駅である清里駅との間には線路における国内最高地点もあります(海抜1,345.67m)。

奥の踏切がその地点だそう

ここも鉄道好きにはたまらない場所なんでしょうね。

清里駅につきました。日本で2番目に標高の高い駅だそうです。
こちらも駅舎がおしゃれです。

メルヘンな町にぴったりの雰囲気

清里駅はかつて「高原の原宿」と呼ばれるほどに若者に人気の町だったそうですが、バブルに翻弄されて今は寂しげな雰囲気が漂ってました。

さて、旅も最終盤です。
途中、道の駅で鯉のぼりが泳いでました。GWって感じ。

道の駅きよさと。いい風、いい泳ぎっぷり

どろんこソリレースなるものも開催されていました。
とてものどかです。

ギャラリーも多く、盛り上がってる

この後、小淵沢駅まで走って輪行にて帰宅しました。

* * *

今年もあっという間に半年が過ぎてしまいました。
年内にあと2-3記事は自転車旅行記書きたいと思います!

以上

最後までお読み頂き、感謝です!
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それでは!

*カバー写真:道の駅きよさとの鯉のぼり(山梨)

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