【ソーシャルワーカー必見!】モチベーションの引き出し方には明確な答えがある
この記事では「モチベーションが続かないソーシャルワーカー」に向けて「モチベーションを引き出す具体的な方法」について解説します。
私は、救命救急センターが設置されている病院で医療ソーシャルワーカー(以下MSW)として働いている社会福祉士7年目です。
毎月5,000PV以上のソーシャルワーク関連のブログやX (フォロワー1,500人以上)等を発信しています。
社会福祉士取得後、最速で認定医療ソーシャルワーカーと救急認定ソーシャルワーカーを取得しました。
毎日忙しくてソーシャルワークなんて考えていられない
クライエントと組織の板挟みが辛い
ソーシャルワーカーのモチベーションでどうやって上げるの?
ソーシャルワークのモチベーションを維持することは簡単ではありません。私も毎日の気分や健康状態等が影響して、簡単なミスや、リスクマネジメントを怠ったことが何度もあります。
しかし、私の社会福祉士7年間の経験から「モチベーションの引き出し方には明確な答えがある」ことがわかりました。
当記事は、以下の悩みを抱えているソーシャルワーカーに寄り添います。
モチベーションという感情から解放されませんか?
「この仕事は明日でいいや」を減らしませんか?
モチベーションのメカニズムを知ることでメンタルを安定させませんか?
この記事は以下の内容を解説します。
モチベーションが湧き上がる仕組み
ソーシャルワーカーのモチベーションを高めるには?
Keiの体験談をもとにモチベーションの引き出し方を解説
この記事は、既に高いモチベーションでソーシャルワーク実践をされているソーシャルワーカーには大きな価値を提供できない内容になるためオススメできません。
また、モチベーションの仕組みを解説しても、実践するか否かは皆さんの行動力次第です。
多くのソーシャルワーカーはモチベーションの引き出し方を勘違いしています。
日頃の仕事の「後でやればいいか」が減少するだけで、定時に帰れたり、業務の効率が上がったりで良いこと尽くしです。
ソーシャルワーカー自身のモチベーションをコントロールしたい人は、是非最後まで読んでください。
モチベーションの維持に苦しむソーシャルワーカーの共通点
モチベーションの維持にに苦しむソーシャルワーカーの共通点として「仕事に思い悩んでいる」ことが挙げられます。
組織から在院日数の短縮を迫られる
ソーシャルワーカーではない上司からの的外れなアドバイス
病院の追い出し屋にならないための絶妙な駆け引きに対するストレス
上記はほんの一例で、組織のソーシャルワーカーはソーシャルワーク以外の部分に足を引っ張られ、モチベーションが低下します。
様々な経験や挑戦を拒む言い訳で「モチベーションが湧かない」と使いがちですが、「仕事に思い悩まない」ソーシャルワーカーから耳にすることは少ないです。
モチベーションという感情を引き出すには「順番」があります。決して神頼みや運頼みではありません。
モチベーションが引き出されるのは「成功体験」の後
モチベーション(感情)を引き出すには、湧き上がる順番を理解しておく必要があります。大前提として、感情が真っ先に湧き上がることはありません。
殴られたら「むかつく」
宝くじが高額当選したら「うれしい」
好きな食べ物を食べたら「おいしい」
「殴られる」「宝くじを買う」「好きな食べ物を食べる」といったように「感情」よりも必ず「行動」が先に表出されます。
好きな食べ物を食べていない状況で「おいしい」という感情は、当然「食べていない」ため表出できません。
同じ理屈で、モチベーションも何かしらの「行動」の後に表出されるものであるということです。
では、モチベーションはどのような「行動」後に表出されるのでしょうか。
答えは「成功体験」の後です。
モチベーションは、成功体験の後に表出される副産物なのです。
「卓球の愛ちゃん」こと福原愛選手を例にします。
幼い頃から「泣き虫愛ちゃん」のあだ名で親しまれ、お母さんからの厳しい練習に耐える愛ちゃんの映像を見たことがある人は多いと思います。
愛ちゃんのお母さんは、後のインタビューで以下のようにおっしゃっていました。
「この子がやりたかろうが、やりたかなかろうが厳しい練習は続けるし、徹底的に技術を教え込みます。後々やる気になりますから」と。
この練習の成果は卓球の大会で現れます。
当時4歳だった愛ちゃんは、小学生の部で宮城県大会を優勝します。後に開催される全国大会でもベスト16の結果を残しました。
観客や親御さんの全員から愛ちゃんは注目の的になります。
「いったいあの子は誰なの!?」「あんなに小さいのにすごい!!!」
愛ちゃんは勝つことで周りから注目の的となり、「気持ちいい!」という快感と「もっと卓球上手くなりたい!」という感情からモチベーションが引き出されたのです。
事前に多く練習(行動)していたことで他の子どもより卓球が上手くなり、たくさん活躍した(成功体験)結果、モチベーションが湧き上がるといったメカニズムです。
ソーシャルワーカーにも心当たりがあると思います。
クライエントに喜んでもらえた
転職して良い職場環境に巡り会えた
学会に参加した
「学会に参加した」で例えてみます。
参加するまでソーシャルワーク実践のモチベーションが上がらなかったが、参加(行動)して多くのソーシャルワーカーから刺激を受けた(成功体験)結果「私も頑張ろう!(モチベーション)」となります。
学会の翌日から高いモチベーションでソーシャルワーク実践に臨むという経験がに心当たりのあるソーシャルワーカーは多いはずです。
モチベーションは生まれるものではなく、育むものです。ある日、突然引き出されるものではありません。
「モチベーション」がないから「行動」に起こせないと思い込んでいたソーシャルワーカーは、感情を引き出す順番が間違っていたことに気づいてもらえたでしょうか?
モチベーションが高まるのは「成功体験の後」であることがわかりました。
併せて、成功体験を得るためには「行動」が必要であることもわかりました。
じゃあ、「行動」を起こすためにはどうすればいいの?
ここが、1番重要ですよね。
いままで「行動」するための動機を「モチベーション」頼っていましたが、大きな勘違いであることがわかりました。
繰り返しになりますが「行動」が先で「モチベーション」が後です。
「行動」を起こすために必要な動機は有料記事で解説します。
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