新刊『超スピードテク満載 クリエイターのためのネットで簡単&得する 確定申告』発売！
2024年２月21日に新刊『超スピードテク満載 クリエイターのためのネットで簡単&得する 確定申告』（すがやみつる・著／神津信一・監修／ビジネス社／1,650円）が発売になります。
確定申告を簡単にすませるコツは、日常の経費のまとめ。クラウド型会計ソフトを使っていれば、銀行口座やクレカ、交通系ICカードと紐付けして、金額の打ち込みを省略できます。会計ソフトを使えば日常の帳簿付けも簡単になり、e-Taxでの申告もラクになります。
そんなデジタル時代の確定申告に役立つノウハウが詰まった本です。「クリエイターのための」となっていますが、個人事業主の皆さん、ぜひ、お手にとってみてください。
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税金に関する本は２冊目です。最初の本は1987年に出した『マンガ版こんにちは税務調査です』（税務研究会出版局）でした。これは、当時、私が経営していた会社がお世話になっていた税理士・神津信一先生の紹介で執筆したものでした。神津先生に会社の顧問をお願いしたとき、「個人の確定申告も見られますよ」というので、確定申告用紙の控えを見てもらいました。
これは、その頃、初めて買ったパソコン（シャープMZ-80K）を使って自作した申告プログラム（BASIC）で計算したものでした。それまで電卓片手に徹夜していた計算が、経費や控除の数字を入れるだけのもので、計算は５分ほどで完了する優れものでした（自画自賛）。プリンターがなかったので、画面の数字を見ながら申告書に書き写す手間がかかりましたが、それでも電卓の計算に比べれば、格段の時間短縮になりました。ロータス1-2-3やExcelを購入するたびに、最初に作ったのは確定申告のフォームでした。
そんなことを知っていた神津先生が「税金が好きなマンガ家」と推挙してくれたおかげで実現したのが『こんにちは税務調査です』でした。
その神津先生（日本税理士会連合会会長の要職にあり、その後は名誉会長）に監修をお願いし、上梓したのが『超スピードテク満載 クリエイターのためのネットで簡単&得する 確定申告』です。
マンガ家やイラストレーター、ライターになりたての方で、初めて確定申告をするような人に読んでいただけたらと考え、確定申告の考え方や経費・控除の仕訳方などを説明しています。
初めて確定申告をするマンガ家やイラストレーター、ライターなどのクリエイターの皆さんに読んでいただけたらさいわいです。
確定申告を速くラクにすませるコツは、やはりデジタル化・ネット化です。e-Taxやマイナカードも使いこなせば便利です。使ったことがない人は、今年の確定申告からでも試してみてください。