60年代後半から70年代を全力疾走したマンガ家の記録。
すがやみつる
2005年に54歳で大学生になり、大学院修士課程を経て大学教員になったマンガ家すがやみつるのアカデミックライフです。
テキスト系生成AI〈ChatGPT〉や画像系生成AI〈DALI-E〉などを使って、マンガ・小説・実用書の企画、Pythonのプログラミングなどをしています。
パソコンやネットに関する記事を掲載していたブログが消えてしまったので、こちらで少しずつ再開します。
すがやみつるの著作や読んでいる本、読んできた本を紹介します。
大学の卒論や大学院の修論に博論、あるいはマーケッティングなどで、KHcoderなどのテキストマイニング・アプリを使って分析をする人は多いかと思います。 そのテキストマイニングに便利なWebアプリを２つ紹介させていただきます。 １）Webサイトのhtmlファイルから特定のタグに囲まれたテキストを抽出するアプリ ２）テキストファイルから不要な文（複数行も可）を除去するアプリ 以上の２点です。 よければ、お試しになってみてください。KHcoderなどでテキストマイ
楳図かずお先生に初めて会ったのは、1969年、私が19歳のときでした。 当時、マンガ専門の編集プロに勤めていた私は、高田馬場のビルにあった楳図先生の仕事場に原稿を受け取りに行くことになりました。高田馬場駅から早稲田松竹方向に少し歩いたところにあるビルの前に着き、エレベーターのボタンを押そうとしていたら、そこに、どこかに出かけていた楳図先生がやって来ました。まだ赤白ボーダー柄のＴシャツは着ていなかったはずです。 「原稿をいただきにあがりました」と挨拶すると、楳図先生は「
11月 ３日（日祝）午後に、大阪梅田で『昭和「コロコロ」マンガ爆走伝説』の出版記念トークイベントが開催されます。関西地方の元コロコロ読者の皆さま、お時間があったら、ぜひ、お越しください。 会場は梅田のライブハウス「ラテラル」になります。詳細・予約は以下のラテラルの案内ページからお願いします。
【満席】（キャンセルはありません） 11月16日（土）の午後、東京・高田馬場にて、すがやみつるの『昭和「コロコロ」マンガ爆走伝説』と、のむらしんぼの『コロコロ創刊伝説』（総集編・上下巻）の出版記念トークイベントが開かれます。発売から少し時間が空いてしまいますが、本には書（描）けなかったことも含め、２時間たっぷり話します！ ◆トークイベントの後にはサイン会も！ サインをご希望の方は、２人の著作、もしくは色紙をご持参ください。なお、本イベント限定の特製コラボ色紙（1,00
９月20日発売の新刊『昭和「コロコロ」マンガ爆走伝説』の試し読みが公開されました。長文の試し読みです。お試しになりたい方は、以下のビジネス社のnoteへどうぞ！
はじめに この文章は、前回の文章と同じく、2005年に54歳で早稲田大学人間科学部ｅスクールに入学後、最初の学期に受講した「情報と職業」という科目で課せられたレポートのうちの１本です。課題は３本あり、Amazon、Google、iTunesについて、それぞれの分析と将来の展望について書くもので、これは、そのうちのGoogleをテーマにしたものです。 文字数は「2,000字以上」となっていたので、Amazonをテーマにしたレポートでは１万7,000字、このGoogleをテー
すがやみつるの新刊『マンガ家と学ぶ著作権実務入門』（すがやみつる・著／澤田将史・監修／樹村房・刊／1,980円〈税込み〉）が発売になりました。大都市の大型書店にはサイン本も配付されています。ご興味がある方は、早めにお求めください。 〈もくじ〉 第一章 知的財産権とは？ 第二章 著作権と著作者人格権 第三章 著作者人格権にまつわる事件 第四章 パロディと二次創作 第五章 制限される著作権 第六章 原作つきマンガの著作権は誰のもの？ 第七章 キャラクターと著作権 第八章 建築
日本最大のオンライン大学講座JMOOCで、すがやみつるがオンライン授業「マンガ・コンテンツビジネス」を担当しています。講義は全５回。日本のマンガビジネスが置かれた現状について知り、「おもしろい企画」を考えます。 【講座構成】 第1単元：コンテンツとは何か？ 第2単元：日本のマンガと世界のマンガ 第3単元：「少年ジャンプ」V.S.ウェブトゥーン 第4単元：マンガ発ライブコンテンツ 第5単元：おもしろい企画書を作る サンプル動画と受講申し込みは次のサイトから（Google
こちらの記事にコメントを書いたら、橘川さんから何か書かないかとリクエストがあったので、１回だけ書かせていただくことにした。14歳の読者だった時代からの思い出話なので、〈もり・まさき〉時代については敬称略としたが、その点、ご容赦いただきたい） 〈もり・まさき〉との遭遇 私が〈もり・まさき〉という名前に出会ったのは、確か昭和39（1964）年、東京オリンピックのあった年のことだ。場所は私が生まれ育った静岡県富士市市内の家から近い焼きそば店（現在も食堂として存続）。焼きそばやお
あの〈予言の書〉『こんにちはマイコン』と〈マイコンで世界の悪と戦う〉『マイコン電児ラン』が電書で再登場します！ 発売は３月22日。予約も始まっています！ 『こんにちはマイコン（１）』 https://amzn.to/4a2Rnfp 『こんにちはマイコン（２）』 https://amzn.to/49D8HrE 『マイコン電児ラン（１）』 https://amzn.to/3IN3wtD 『マイコン電児ラン（２）』 https://amzn.to/48Ggp2R
2024年２月21日に新刊『超スピードテク満載 クリエイターのためのネットで簡単&得する 確定申告』（すがやみつる・著／神津信一・監修／ビジネス社／1,650円）が発売になります。 確定申告を簡単にすませるコツは、日常の経費のまとめ。クラウド型会計ソフトを使っていれば、銀行口座やクレカ、交通系ICカードと紐付けして、金額の打ち込みを省略できます。会計ソフトを使えば日常の帳簿付けも簡単になり、e-Taxでの申告もラクになります。 そんなデジタル時代の確定申告に役立つノ
はじめに ChatGPTと対話し、グルメマンガの企画書を作ってもらいました。どんなやりとりをしたか、ご覧になってみてください。 ◆企画の依頼User こんにちは。私はマンガ家ですが、ある雑誌で連載している人気マンガの作者が病気になり、その代役として、至急32ページの読み切りマンガを描いてほしいと、編集者から依頼されました。企画会議が１時間後にあるので、それまでにマンガの企画書を提出してほしいというのです。編集者から与えられたテーマは、「若いサラリーマン層をターゲットにし
2024年２月21日に新刊『超スピードテク満載 クリエイターのためのネットで簡単&得する 確定申告』（すがやみつる・著／神津信一・監修／ビジネス社／1,650円）が発売になります。 確定申告を簡単にすませるコツは、日常の経費のまとめ。クラウド型会計ソフトを使っていれば、銀行口座やクレカ、交通系ICカードと紐付けして、金額の打ち込みを省略できます。会計ソフトを使えば日常の帳簿付けも簡単になり、e-Taxでの申告もラクになります。 そんなデジタル時代の確定申告に役立つノウ
「週刊アスキー」でも紹介していただきましたが、マンガのストーリー作りに生成AI（ChatGPT）を使っています。どれくらい使えるのか、日々、試行している毎日です。 これは、数日前に試した「ハードボイルド小説のストーリーづくり」の過程です。 ご覧になればわかりますが、ChatGPTはシラッとウソをつきます（誤った情報を伝えてきます）。利用者は、その回答が正しいかどうかを判断できるスキルを持ち合わせていなければなりません。また、怪しいと思ったら即座に検索するなどして対応す
以下の文章は、1996年に上梓したユーモアミステリー小説『サラリーマンのためのパソコン入門講座 殺人篇』（アスキー・アスペクトノベルス）の一部を抜き出したものです。 https://www.amazon.co.jp/dp/4893665820 すごい中古価格になってますが、品切れになると、自動的にこんんな値段がつくようです。 それはさておき、この小説では、パソコン通信サービス「NIFTY-Serve（ニフティサーブ）」の中にあった今風に言えば「会話ロボット」や「チ
ここに掲載する画像は、日本マンガ学会2018年大会（京都国際マンガミュージアム）におけるシンポジウム「デジタル時代のマンガ」において発表した際のスライドです。すがやみつるの個人史を中心に、日本とアメリカのデジタルマンガの歴史について発表させていただきました。 ご意見、感想などは、Twitter（X）でお聞かせください。 Twitter（Ｘ）： @msugaya
