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「癒しを届ける写真館」としてSNSを運用して気づいたことがあります

私はずーーーーーーっとSNSは見る専でした。
フォロー140、フォロワー0。もちろん鍵つきのアカウントです。
推しの情報を追いまくる日々。交流はなくとも、フォローしてる人のことは家族以上にその人のことを知っているような気がします。

3ヶ月前、私に課された試練は「Twitter1日3投稿」というものでした。
今あるアカウントでは運用が難しいと感じたので、新しくアカウントを作りました。

テーマは「疲れた人の心を潤す写真館」。
慌ただしい日々の生活のなかで、一瞬でもほっとできる瞬間があると「よし頑張ろう」という気持ちになりませんか?
そんな気持ちをお届けしたいと思い、テーマを定めました。
このアカウントを運用することで私が得たものが3つあります。

みえない誰かへの愛情

ペルソナは20代女性。毎日の通勤電車にうんざりしてる。休憩時間になった瞬間にSNSを開く。日曜日から次の土曜日が待ち遠しい。こんな人に響くコンテンツを届けたいと思い、日々発信しています。
届けたい人たちにきちんと届いているのか、インプレッション数やエンゲージメントは平日の方が休日よりも倍近く多いです。
私のフォロワーさんたちは平日はSNSに癒しや楽しさを求めてしまうけれど、休日は現実の世界で充実しているのかなと思うと、フォロワーさんひとりひとりがなんだか愛おしく思えます。みえない誰かのことを想うことで私の心が1番洗われている気がします。

SNSだからこその心地よい関係

アカウントを作って間もないころ、たまたま近くに住んでいることがわかった方がいます。それからDMでお互いの投稿を褒めあったり、アドバイスする関係になりました。
おそらく今後も「会おう」と言うことも、言われることもないと思います。
「SNSだけで」という暗黙の了解があるからこそ、気を遣わず遣われずの関係が成り立っていて、それが心地よい空気感であることが救いになっています。

足元の小さな幸せ

私はもともと写真を撮ることが好きでした。しかし、SNSが普及し始めてからは写真を撮ることがミーハーな気がして、カメラを持つことをやめてしまいました。
3ヶ月間、カメラを持っていろいろなところへ出かけました。自然公園、観光スポット、近所のお散歩。どこへ行くにも「一応、ね。」とカメラを手にお出かけをしました。
課題のためとはいえ、撮影を再び始めたことで足元に咲く小さなかわいいお花に気づける自分になりました。

振り返ってみると、実はターゲットに1番近い存在は私自身のような気がします。
毎日割と自由に生きているつもりですが、心の奥底では日々癒しを求めていたのかもしれません。
初めは「3ヶ月だけ頑張ろう」と高を括っていましたが、今後も自分のペースで発信を続け、日々頑張る人たちに癒しと元気を与えるアカウントでありたいと思っています。

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