真夜中の星空が教えてくれる、自分の真価
夜、空を見上げると、星が2つ、3つ
そしてもう少し見続けていると、さらに4つ、5つと見えてくる
「あそこにも」「ここにも」
子供の時、星探しをやっていたな、とふと思いにふけりながら
そして、そこから場所を変えて、より街あかりの少ない所に移ると
辺りはさらに真っ暗闇に包まれるが、一方で見えてくる星の数が増えてくる
あ、見えないところにこんなに星があったのか、と知るのである
人生には波があって、どうしても思うようにいかないことはいくらでもある
そんな時、決して楽な気持ちでは過ごせない訳なのだが、
その暗闇が、より暗黒を増せば増すほど
「星」が見つかりやすいのではないか
自分の本質的な価値、自分の中にほんのり瞬く美しい輝きを発見できるのではないか
と思うのである
だから、逆境やどん底は決して「陥る」ものではなく、
本来の自分を見つけ、自分の大切にしている思いや、
自分という存在に眠る宝物に気付かせてくれるチャンスの場なのだ
昼には見えない宝石が眠っていることに気づくことこそ、人生の醍醐味だ