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いらんこと言い

「最後の一言絶対いらんかったよな。」
と、ふと思うことがある。

自分自身のことも第三者に対しても。

気をつけたいところではある。
無駄な会話や時間が生まれるし
変な誤解も与えかねないから。


先日、長いお付き合いである
同業者のお客様からこんなLINEが来た。

『○日にイベントがあるからよろしくね!
○○さんとは別で!』


○○さんとは私のお客様。
このLINEを送ってきた方のお店には
よく一緒にお邪魔しているのだが
お会計はいつもお客様がお支払いしてくれる。
先日もその方とお邪魔して
そのお客様から前祝いという形でお祝いさせてもらった。

もちろん、私は毎年行っているイベントなので
ひとりでイベント日にも行く予定だったし
支払いも自分でするつもりだった。

次の日に来たLINEが
お礼のLINEでもなくこのLINE。


そのLINEのおかげで
一気に行く気が失せた。

文章だけだと
どうしても温度感がわからないので難しい。

ただこの業界の人達は
嘘をついたりつかれたりするのに慣れているので
分かりやすい表現の方が
お互いに都合がいい場合もある。


しかしこの場合だと
どうしても温度が感じられない。
わざわざ『○○さんとは別で』なんて言葉は
いらない。


要は伝え方と思いやりなのではないかと思う。

こんな甘っちょろいことを言ってる間は
古い水商売の人間と言ってもらってもかまわないが
あたたかい接客はずっと心がけたいものだ。


みめ









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