♡3.5映画ナイトメア・アリー(2022)
映画ナイトメア・アリー(2022)
大きなネタバレは含みませんが、注意点などに若干のストーリー言及があります。
おすすめ視聴状況
ゆったりとした時間に。作業しながらでも。
序盤、食事中に適さないシーンあり。
♡が3つで及第点。それ以下は懸念事項
総合:
♡♡♡。(3.5)
ストーリータイプ
:シリアス・若干のサスペンス
ストーリーのおしゃれさ
:♡♡♡♡♡
画面のおしゃれさ
:♡♡♡♡♡
制作者サイドの倫理観
:♡♡♡
注意点
・ニワトリの残虐シーンあり(予想して早送り回避可能)
・人間が見世物になっているシーンあり
40年代アメリカ。
どこに着地するのか分からない、一辺倒では無い曲がりくねったストーリー。
どこか寓話的な仄暗さ。そして知能戦。
カーニー(見せ物カーニバル形式の移動遊園地)で技術を習得した主人公がその力を誇示していく、ゆったりとノスタルジックながらも段々と目が離せなくなっていきます。
良心のある人はそもそもあまり登場しませんが、すっきりと分かりやすい勧善懲悪物語ではない、ビターな大人の為の物語。
何より世界観が見所です。
見世物とかある仄暗い移動遊園地(所謂カーニー)が好きな人にはたまらない世界観だと思います。
グレイテスト・ショーマン(2017)が物足りなかった人には大満足できるのでは?
私は最近スティーブン・キングの映画化されていない書籍ジョイランド(2013)を読んだばっかりなので、ジョイランド成分が吸えて大満足です。
ジョイランドはもっとずっと爽やかですが。
40年代の小物や舞台装置、衣装ももちろん見所。
音楽は取り立ててすごく印象的と言う訳ではないですが、問題なく素敵です。
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