ラーメンの売値
ラーメンの単価が庶民的な価格で提供すべき、作っている工程を考えれば2000円ぐらいで売るべきといった論争がネットでありました。
ラーメン店を経営しているお店が儲かるために単価を安くすべきか、高くすべきかそんなことを考察した話です。
結論から言うと単価を高くする必要なくマーケティングを考えることが重要です。
まずラーメンの価値(インサイト)は何か?というと、ぶどう糖の多いラーメンは人間が無意識に欲する成分で、一度食べるとまた食べたいとリピートする商品です。
リピートする性質がある商品なので、その性質をいかして商売をするならば「回数券」を販売することが売り上げに繋がります。
ポイントカードやトッピング無料券でなく「回数券」です。
なぜならば、商売をするにあたりキャッシュフローが良くなることが大切です。
回数券は先払いにより、入金は先に支払いは後にとお店のキャッシュフロー良くなることはもちろん、ラーメンはリピートする性質があるのでラーメンを食べる頻度を早くする効果があります。
例えば単品で購入するものより、箱買いすると使用頻度が多くなることもその原理です。
次に客単価を上げることです。
先に言っていますがラーメンで客単価を上げることではないです。
そう考えるとすぐにビールなどのお酒を出すことを考えがちですが、それだと滞在時間が長くなり、その結果、回転率も悪くなります。
購買には「計画購買」と「非計画購買」があります。この「非計画購買」で客単価を上げるといいです。
お店に行ったら目的の商品を買おうとして、セールのポップをみたら他にも商品を買っていたなんてことは「非計画購買」になります。
例えば脂肪吸収を抑えるお茶やお口のにおいを爽やかにするタブレットなどをレジで販売するなど、回転率と滞在時間のバランスを考えた「非計画購買」を考えることが大切です。
以上のようにメイン商品の単価を下げる、上げると考える前にマーケティング的に考えると単価を上げずに売上UPのヒントが見つかります。
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