獅子も眼を瞑る麓に
横たわり目を凝らす
尺も深くない帷に
朽ちることを容認せず
凛と在ろうとする獣
果たしてその姿勢は
尊厳を守るための本能か
衰えることを善とはせず
然し却られたら其方を受け入れ
観られる姿は雄とし続ける
後を生く我等は果たして
彼等のような在れるだろうか
後を逝く僕らは果たして
偽らずに生きて逝けるだろうか
横たわり目を凝らす
尺も深くない帷に
朽ちることを容認せず
凛と在ろうとする獣
果たしてその姿勢は
尊厳を守るための本能か
衰えることを善とはせず
然し却られたら其方を受け入れ
観られる姿は雄とし続ける
後を生く我等は果たして
彼等のような在れるだろうか
後を逝く僕らは果たして
偽らずに生きて逝けるだろうか