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Photo by
nekonosara
アンチ・アンチエイジング
テレビでジャニーズの有名人が30歳の誕生日を祝ってもらっていた。私は彼を24歳くらいだと思っていたので、びっくりした。
そういう私も先月、誕生日を迎えた時に「実年齢より若く見える」と言ってもらった。
それはそれで嬉しいのだけれど、私としてはむしろアンチエイジングなんて必要ないと思っている。
将来には「45歳に見える50歳」ではなく、「健康な50歳」に見えたらそれでいいんじゃないか、と私は考えている。
そのため、私は身だしなみに気を遣っている。たぶん私が若く見えるのは、清潔感のある印象を心がけているからだと思う。それは体だけでなく、靴や鞄のケアにも現れている。
ただ、その内容は年々シンプルになってきた。化粧品もサプリメントも減ったし、筋トレやストレッチのメニューもどんどん簡素になってきた。髪も自分で切っている。いろんなメイクを試したうえで、今は最小限しかケアしてない。
自分に艶を足したくないのだ。それでいて汚れを放置したくもない。
健康や美容というものは、ちょっと油断するとすぐに脅迫となって心の落ち着きを奪ってくる。
加工された「普通の顔」が当たり前になった時代には、艶を足さないほうがむしろ不自然かもしれない。
でも私はそれでいい。