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watakirin
節約のコツは我慢より満足
この季節になると、ファッション雑誌はたいてい「ベーシック」というテーマを特集する。
ほかには「チープシック」とか、場合によっては「ノームコア」という言葉も使われる。
たぶん、4月からの新生活に向けて「暮らしを整える道具」を提案しているのだろう。
新しいものに買い換えるのではなく、今あるものを使い続けよう・・・というライフスタイルは魅力的だ。私はそういうのが大好きだ。
なのに、季節の変わり目になると新しいものを買ってしまう。まだ今持っているものが壊れてないのに。
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あえて古い雑誌を買っていた時期がある。
今でも気に入ってるのは、2014年のpopeyeだ。あとは2020年のminaも好きだった。
過去の雑誌を読むと、自分の価値観がどう変化したのかがよくわかる。
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さいきん、友人がものすごく画期的な「節約のコツ」を教えてくれた。
それがすごく面白くて、自分でも節約に取り組みはじめた。自分がながらく持っていた違和感に対するヒントのようなものを授かった気がしたからだ。
そうすると、これがものすごくやっかいで、「節約しなきゃ」と思えば思うほど、かえって物欲が湧いてしまう。むしろ以前より散財しやすくなってしまった。
そのことに気づき、そしてあることを学んだ。
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このブログでも神田さんという人が、節約についてコメントしてくれた。それは、「心が満たされてる」「人間関係が良好である」などの内容だった。
たしかにそう思う。
それが、つまり満たされるための量が、数値としてどのくらいになるのかはわからない。
ただ、我慢ではなくむしろ満足こそが節約のコツではないか、と学んだ。たぶん、こんどは勘違いじゃないと思う。