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いまだに「飲みに行こう」と「ランチ行こう」が分からないASD

今まで当たり前すぎて書かなかったけれど、わたしは、「飲み会」という言葉が嫌いだ。

飲み行こうよ、という言葉も聞くと不快で落ち着かない気持ちになる。

「うわ…」って思う。


ASDの私にとって、食事は食事であり、
食べ物は、食べることが好きな私にとっては、
楽しみの一つだ。

しかし、食事というのは、ASDらしさが出ることが多い場面で、
社会に溶け込んだ風を装っている私が、
「ああ、やっぱり自分は自閉傾向があるのかな」と思うところでもある。


私には、全く
「飲みに行こう」と思う気持ちが理解できない。

建設的ではない、ゴールのない会話というものが無駄に感じる自分にとって、

飲み会というのは何のゴールを目指しての集まりなのかよくわからない。

食事に行くという方がまだわかる。

自宅では作るのが難しい、フレンチのフルコースとか、
本格的なナポリピザを石窯で焼いてくれる店に行くとか。

しかし、私にとっては、
居酒屋というのは、割高な価格で、自分が作ったほうがよっぽど旨いクオリティの食事が出されるという、
ものすごくストレスを感じる事実が転がっている。

自分はお酒は飲まないし、
飲み会というのは、夜遅い時間にわざわざお金を出してまずいものを食べに行くという時間とお金を無駄にする娯楽にしか思えない。

飲み会が好きな人は、いわゆるリア充の人、あるいはちょっと(私が苦手なタイプ)陽キャというジャンルの人達。
なぜそんな苦手なタイプの人たちと集まらないといけないのか。

いまだに「飲み会が好き」その感覚が私には理解できずにいる。
そして今後も理解できそうにない。


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Mina Sato IQ130 ASDの心理士/脳外科ナース/Nativecamp日本語講師
本当にありがとうございます!応援してくださる気持ちが本当に嬉しいです。「サポートをいただきました」の通知が、わたしの人生のうちの今日一日という日を幸せにしてくださいました。色々ありますが、あなたの一日も素敵なものになりますように。