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パワハラされてる場合じゃない。看護師➡教師➡看護師➡企業➡看護師。ASDの私が「そしてやっぱり、看護師を辞めた」話。

※本投稿は、1か月前に下書きしたものを編集、投稿したものです☺

看護師やめた。

 私は、今までの人生、自分に嘘をつき続けてきたのかもしれない。

42歳。

 自分はすごく、自分のことをわかっていなく、タイトルのように書くと、また彷徨っているような感じがするが、巡り巡って、今何を考えているのかを書いておきたくなった。

パワハラされている場合じゃない

 2024年、現場の楽しさを求めて看護師に戻ったが、とんでもないブラック病院に就職してしまった私。思い出していると封印した嫌な記憶がよみがえって強化されてしまう恐れがとても強いので、止めておこうと思う。
 
 発達障害の人は特に、肌に合う職場、合わない職場というのが極端に存在する。ストライクゾーンが狭いのだ。

 人生は短い。だから、パワハラなんてされている場合じゃない。
発達障害の人は、素直で真面目だから、すぐにそこに付け込まれる。

 世の中、悪い奴がいる。人に付け込むのがうまいヤツ。そして、上の人間や権力を持った人間に取り入るのがうまいヤツ。

 ASDで視覚優位で観察力の高い人間にとったら、そういう汚い人間は軽蔑の対象でしかないが、されている側は、ずるい奴らの腹黒い思惑に気づかないらしい。

田舎の看護師の世界は往々にして腐っている

 これは私の個人的な考え。
でも本音。

 群馬県に帰って来てから、働く病院で出会う看護師たちの質が恐ろしく低くて、それは看護技術とか以前の、人としてのレベル感の話で。

 向上心は、まず無い。だから田舎にいるという事なのかもしれないが。とにかくいつも愚痴が多く、誰かをいじめているような人間が多い。

 つき合いたくない、人生で関わりたくないような人間の巣窟が病院で働く人間たちなのだ。

 もちろん、居心地のいい部署というのはいくつかあった。でもすごく珍しい。

教育業界が合う。

 現在は教育業界に戻っている。結果、業界が変わって人のタイプも空気感も全く違う。
 
 いろいろとキャリアチェンジもしてきたが、教育業界というのは自分には合っているみたいだ。
 学校では、職員みんなが優しい。そしてパワハラを見ない。看護師をしている時にはなかった、人間らしい扱いをしてもらえる。
 そして、学生がとてもかわいい。それに彼らと関わるのが楽しい。

 朝の早起きは大変になった。授業の準備も、授業内容を自分で考えなければいけない仕事ゆえに、かなり時間は取られる。しかしそれでも、自分の裁量で決められる仕事が多いので楽しい。


肌に合う職場、肌に合う業界。

肌に合った職場というのは存在する。今回のことでつくづくそう思った。

業界そのものが腐っている、という言葉を聞くことがある。

最近、不満と愚痴で真っ黒、疲弊しきったナースの悲鳴を上げているようなSNS投稿、看護師不足が加速しているといったニュースをよく見る。

実際、現場以外の世界のホワイトさを知ってしまったナース、燃え尽きて体のどこかしらを壊したナースは、どんどん離れていると思う。

現場に残っているのは、生まれてこの方、看護師の世界しか知らない人たちかもしれない。
尊敬と感謝しかない。本当に、病院で働いていてくれて、ありがとう…と思う。

医療、介護、福祉、人を直接見る職業の人たちは、立派だと思う。
その仕事をしてくれているだけで、ほんとうに、まさに、
有難い。

「やばい」という言葉はあんまり使いたくないが、
まさに「やばい」環境で、人のために尽くそうとしてくれている心が有難い。

病院で働くと、病院以外の職場が、なんて平和なんだと思える。
いろいろ不満を聞いたところで、病院の非じゃない。
病院のブラックさ、ギリギリ感に比べたら、人の死なない現場での不平不満がちょろく感じてしまう。

もちろん、気が強くないと絶対に残ってはいけないと思う。

そして、そんな気が強い人とは、自分は人生を共にしたくないと思うのであった。(笑)

わたしはもうちょっと、楽しくて自分が居心地のいいところで自分の人生の時間を過ごしたい。

意外にも、フリーランスで個人で一人で自宅で働くよりも、楽しい時間を過ごしている今。

転職、してみるもんだ。


 



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Mina Sato IQ130 ASDの心理士/脳外科ナース/Nativecamp日本語講師
本当にありがとうございます!応援してくださる気持ちが本当に嬉しいです。「サポートをいただきました」の通知が、わたしの人生のうちの今日一日という日を幸せにしてくださいました。色々ありますが、あなたの一日も素敵なものになりますように。