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本人申請に関する24の質問


登記の本人申請(専門家に依頼せずにご自身で行う方法)が増えています。私も法務局へ行くと、突然予約もなしに「登記申請がしたい」と言って窓口に来た個人の方を何度も目撃しました。その度に法務局の職員が「予約制になっております」と申し訳なさそうに言っている光景を眺めました。

そうです、本人申請をしたい場合、法務局でその方法を教えてもらうことができます。しかし、予約制です(1回あたり20分程度)。どの法務局もそうアナウンスしているので注意が必要です。

あまりにも本人申請の方が多く、同じ質問が多かったのでしょう。法務局はQ&Aを作成しました(下記参照)。

なので、登記をご自身で行いたいという方はぜひこちらを先にご覧になられてはいかがでしょう。

非常にコンパクトにまとめていると思います。

しかし、固定資産評価証明書に記載の地積の数値と登記簿謄本の記載の地積の数値が異なる場合や、マンションで敷地権化されている場合の登録免許税の計算等、細かい点については勿論カバーされていません。ごくごく基本的な内容です。やむを得ないです。

不動産の登記申請を行うのには、民法に加えて、不動産登記法、不動産登記規則、不動産登記令、租税特別措置法等の知識が必要ではあります。

そういう理屈抜きで申請だけを突破できるよう、要望に応えようとしている姿勢は素晴らしいと思います。



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