24-25. 妊娠9ヶ月と、7歳2ヶ月|仕事以外で居場所をつくりたい
2024/4/27(土)晴れ
2024年GWがはじまった。
今年のGWは飛び石連休でありがたい。
連休ってどうしても疲れるのだ。
3連休のあとに、3日平日があり、そのあと4連休。
ごはんは「適当にしよう」と思いつつ、出前にするにしても、外食するにしても、決めるのは私なので、長期休みは決断疲れを起こしてしまう。
夫婦2人なら外食でもいいのだけど、子どもがいると食べないものがあったり、栄養面が気になったりして、気をつかう。
わたしは子どもに気を遣いすぎなのかもしれないなぁ〜と最近思う。
今日から妊娠9ヶ月目に突入。
昨日はかなり情緒不安定だった。メンタルが上がったり下がったり。
朝起きた瞬間からひどくイライラしていた。
こんなにイライラすることなんて滅多にない。
最近なにか変えたっけ?と生活習慣を思い出すと、コーヒーをよく飲んでいた。
ためしにコーヒーを控えてみると、今のところ調子がよい。今日はお日様が出たのも大きい。
窓から入ってくる爽やかな風と、柔らかなおひさまの光を浴びながら、午前中のうちに1時間ほど気絶した。
妊娠後期に入ってから、毎日気絶をしている。
いわゆる昼寝なんだけど、意識が急に飛ぶ。
眠りづわり…?
体液や血液が増えていて、体という器がパンパンになり悲鳴をあげている。お腹と下半身の皮がはち切れそう。
体という器の大きさはそのままにお腹の赤ちゃんはどんどん大きくなるので、器がミシミシ…と音を立てている。
食後は呼吸がままならず、湿度の高い日は浮腫が出て、さらにパンパンになる。
体の疲れはダイレクトにメンタルにくる。
「わたし情緒不安定かもしれん」と夫に宣言し、夕飯は出前を。
近所のお弁当屋さん、はじめて注文したのだけど、どのおかずも手作り感があって、美味しかった。
お風呂は1人で入らせていただく。
少し体が楽になる。
体が楽になると、少しメンタルも安定してきた。ほっ。
妊娠期間もあと1ヶ月ちょっと。
寝ても起きても、どこかが痛く、つわりのときとはまた違ったしんどさ。
太陽が救ってくれた日。深く呼吸をする。
4/28(日)くもり
今日は遠方の実家から母がきた。
ビストロフレンチを予約していたので娘と3人でディナーを楽しむ。
その前に小腹がすいて気持ちがわるくなってきた。フレッシュなものが食べたい。ひじきとトマトとオクラを食べた。
ひじきは、沖家室ひじき。鉄釜製法なので鉄分が通常のひじきの5倍らしく、勧めてもらって買ったもの。
もずくのような食感で、めちゃくちゃ美味い。
「煮物にせず、サラダで」と書いてあった。水で戻してポン酢をかけるだけ。この調理の手軽さもいい。
夕方、母に会いに行く。
娘がめちゃくちゃ喜んでいる。
娘とばーばは、めちゃくちゃ相性がよい。
母に「最近サラダばかり好んで食べている。脱水してるのだろうか」という話をしたら、貧血ではないかと言われた。
たしかにイライラするのも、コーヒーがイライラを助長するのも、気分が落ち込むのも、もしかして、すべて貧血のせい…?
先月の貧血検査がギリギリセーフだったので、盲点だった。
ということで肉を堪能する。国産フィレステーキ。あっさりして柔らかくて、とても美味しくてお代わりした。
母の日も近かったのでご馳走する。いつもご馳走してもらっているばかりなので、驚かれ、恐縮され、喜ばれた。
「お肉おかわりしちゃってごめんね」と、そんなこと気にしないでほしい。
あと何回親孝行できるのだろうか。できる限りのことはしていきたい。
目にも舌にも美味しく、栄養満点のごはんを堪能したら気分もよくなってきた。
あと喜んでもらえるっていうのが、嬉しかった。わたしは、誰かに喜んでもらわないとダメだ。
にしても、人との雑談に飢えている。お客さんと雑談していたあの頃が懐かしい。
カフェに立ち寄ってから帰る。日が落ちてから出歩くことがほとんどないので、娘も興奮していた。
蒸し暑い夜だった。
帰宅すると夫が「すずめの戸締り」を観てた。娘とわたしは先に観ていたけど、クライマックスシーンは何度見ても泣ける。
娘はちょいちょいネタバレ。
言ってやるな、楽しませてあげて。
胎動がすごくて、思わず「いてて」となる。
4/29(月・祝)くもり
どんよりしている。
早くもお日様が恋しい。
久しぶりに自分のエネルギーに余裕がある感覚があり、ここぞとばかりにWLPのフィードバックをする。これが最終課題のフィードバックだ。
そこでフィードバックをしながら気づいたことがある。
縁もゆかりもない土地に引っ越してきて約5ヶ月経つ。
夫は会社に行き、娘は学校に行く。
家以外に居場所がある。
でも、わたしには、このあたりに居場所がない。行くべきところも、ない。気軽に話せる人もいない。
そんな当たり前の事実に、いまさら衝撃を受ける。
産休に入ったら、家以外に居場所がない。
オンライン上であれど「仕事」というのは、わたしと社会をつなぐ糸だった。
わたしにとって「仕事」とは人と関わるためのツール。
これでは1人目の時と同じことになってしまう。
社会との繋がりには安心感がある。
それを、仕事以外でつくらなければ。
そして、自分のなかに平和を求めなければならないと思う。
朝から娘はご機嫌ナナメ。
宿題の音読が残ってることを思い出して、カンシャクを起こしている。
「だから、できるときにさっさとやればいいのに…」と内心思いつつ、ほっとく。
もはや、なだめる体力も気力もない。
さらにヒートアップしてきたので、わたしは自分のためにNetflixをつけた。
おいハンサム2を見る。軽い感じでいいわ。
私が意識をテレビに逸らすと、隣でボソボソと教科書を読み出した。
…わたしの気分がうつっているのだろうか。
最近、食べづわりのような感じになってきてる。
お昼ごろになると空腹でしんどくなってくる。誰も昼ごはんの手配なんてしてくれないので、「外でランチしよう!」と唐突に言う。
娘は「めんどくさい、お腹すいてない、行きたくない」とのこと。
なので思いがけず、旦那さんとランチデート。
店がことごとく閉まっていて3軒目でようやく入れた。祝日だけど、このへんは住宅街だからか。食べるところがあるってだけでありがたい。
さんざん、子育ての愚痴やら、心配事やらを旦那さんに吐き出して、帰宅。
ご飯も美味しかったし、ちゃんと話を聞いてくれてうれしかった。この間、爆発したからかな。
情緒不安定なときは1人で抱え込まない方がいい。
わたしが機嫌よく帰宅すると、娘の機嫌も直っていた(ような気がする)。
手作りのごはんを作ってあげたくて、簡単に、あるもので。
食べながら「やっぱりママのごはんは美味しいね〜」と褒めてくれる。
ありがとう。そして、いつも元気でいられるわけじゃなくてすまんの。
全てのことに意味があるとしたら、いまのこのわたしの状態にも意味があるんだろう。
振り返ったときに「あのときしんどかったけど、必要だった」と思える期間にしたい。
今回のマタニティライフは、ついついがんばりすぎる自分に、ブレーキをかけるものだった気がする。