学生時代を振り返ってみた
自分は、いつからこんなに生きづらさを感じるようになったのか、改めて過去を振り返ってみた。
「学生時代は、とにかく楽しかった。」
ずっとそう思っていたけれど、約1年前に心の事を勉強し始めたり、色々な方の発信に触れたり、カウンセリングやコーチングを受けたりして本当の自分の感情と向き合っていったら、過去の捉え方が少し変わったのだ。
確かに、学校に行くのが楽しくて、優しい友達も多くて、尊敬できる先生もいて、運動や勉強は苦手だったけれど、生徒会活動や何かの実行委員のようなものは積極的に取り組んでいた。
積極的に取り組むと、先生や周囲の人から「すごいね」と言ってもらえる。
そうやって、周りに認められたい気持ちがかなり強かったのだという事に、心の学びをして自分と向き合って初めて気が付いた。
今を幸せに生きるために、過去を掘り下げる必要は無いかもしれないけれど、自分の本当の心が見えて来た時には、「私はそういう感情だったのか」と過去の自分を少し哀れむ気持ちにも。
それと同時に、感情を言葉で説明出来たことで、納得してスッキリしたような気分にもなった。
確かに、
楽しいけれど何となくいつも自分を取り繕っていた、
誰かに意見や反論を言われることが怖くて、先生に怒られる事もとても怖かった、
自分より成績が優れている人には敵わないから、「いい子」「いい人」になって成績以外の部分で認めてもらいたかった、
いつも心の中では些細な事にイライラして、それを表に出さないようにこらえていた。
つまりそれは、
自分のダメな部分を見せたら人から嫌われそう、
反論を言われる=自分を否定されている感じがして悲しい、
周りから認められないと自分には価値が無い、
自分の心の中で、無意識にいつも自分にダメ出しばかりして意地悪な言葉を掛けていて、自分にも周りにもイライラしている、
という状態だったのかな、と今は思う。
気づいていなかったけれど、すでに生きづらさにつながる要素がたくさんあったのだね。
でも、そんなに深い自分の気持ちに気付かず、楽しいと思いながら学生時代を過ごせたのは周りの友達や先生のお陰である事は間違いない。
毎日よく笑っていたもんなぁ。
すごく恵まれた環境だったんだね。
その環境に身を置けた「縁」というものには、感謝の気持ちしか湧いて来ない、本当に。
〜橋渡しをしてくれる人に出会えるから安心して〜