マイクロディベロッパー/"誇れる地元"を全てのひとに。【2022版】
あけましておめでとうございます!
1年前に自己紹介noteを書いてからあっという間の1年でしたが、この間で動き方にも変化があったので、簡単に自己紹介のアップデートをまとめてみようかなと思います!
ということで、
自己紹介2022版!
という肩書きだらけの自己紹介になってしまいましたが、わかりやすく図式化してみると、
こういった変遷を辿っています。現在は、
の5つの組織と
の2つの取り組みを横断した活動をしています。
2016年に新卒で会社員になり、その後2020年から個人事業主に変わったことで、ある意味独立した形になりました。具体的にはプロジェクト単位や工数での契約、もしくは自主事業で構成しています。
趣味ベースのことが仕事になってきた
2021年で起きた大きな変化が、これまで趣味でやっていたことが仕事に変わってきたことでした。例えば、グラフィックデザイン、イラスト、まちづくりワークショップのファシリテーション、グラフィックレコーディング、ワーケーション企画、超帰省、YouTubeなどなど。
大学院のときに東伊豆で空き家の改修をはじめたことをきっかけに、建築設計だけのキャリアではなく、さまざまなプロジェクトに関わるようになって8年。ここまで貯めてきたスキルと経験がひとつ形になり、次のフェーズに入っていく予感がしました。
30代、次の10年を見据えて「絞る」
20代はひたすらできる経験の全てに手を出してきました。誘われたことはやってみる、やりたいことはやってみる、といったように、文字通りあちこち手を出してきました。
結果、去年くらいに自分の”稼働限界”を感じました。
おそらくもっともっと動いている人もいるけど、僕の中では現状の動き方が持続的ではないなと思い、「絞る」ことが絶対的に必要だなと感じました。「絞る」ことで専門性を高めていくことが、コスパのいい高効率な働き方、そしてなにより持続的な働き方につながると思うようになりました。
「マイクロディベロッパー」という職能
じゃあ、なにに「絞る」のか。
そのときに立ち戻ったのが修士論文の際にテーマにした「マイクロディベロップメント(小規模再開発)」という考えでした。
エリア価値を高めることは共通でありつつ、大規模再開発のように大きな開発をせずとも、リノベーションやまちづくりの手法でエリア価値を高めていくことができないか。そんなポジションを築いていけないかと改めて考えるようになりました(この辺りの詳しいコンセプトは追々まとめていきたいと思います!)
そんなことを踏まえて、今、方向性を絞りつつあるプロジェクトの具体例をいくつか紹介したいと思います。
「マイクロディベロップメントデザイン(mdd)」
※個人事業主/企画デザイン
mddでは設計する前後の企画・運営を含んだトータルでの空間プロデュース事業を展開。ワークショップ、グラフィックレコーディング、イラストなどを利用した共創型のコンセプトメイクも得意としています。
「NPO法人ローカルデザインネットワーク(LDN)」
※副理事長/まちづくり
LDNは14人のメンバーで構成されたNPO法人です。東伊豆を拠点にキッチンスタジオとシェアオフィスの運営を軸にまちづくり活動をしています。メンバーの半数以上が東京圏に居住している関係人口によって構成している点がユニークな団体です。
「一般社団法人超帰省協会」
※共同代表/コミュニティ・コンテンツ企画
友人を連れて地元に帰省することを「超帰省」と定義して、文化として広める活動を展開。想いを共有した超帰省アンバサダーは2021年末時点で96名。2021年からは「信頼関係人口の創出」をソーシャルミッションに掲げ、ワクワクする個人の活動から社会的意義のある活動へ。SHIBUYA QWS チャレンジプロジェクト3期生。
また、NewsPicksさんやLIFULL STORIESさんといったメディアにも取り上げていただき、より多くの方にも認知していただくことができました!掲載ありがとうございます!
建築ユニット monaca
※共同主宰/建築設計
2021年に結成した守屋・中西・門井の3人による建築ユニット。店舗、宿泊施設、住宅などの設計を手掛ける。アトリエ、組織設計事務所、スタートアップ出身の経験を生かし、建築設計に留まらず、企画や運営、PRなどを含めた空間提案を行う。
"誇れる地元"を全てのひとに。
これまで紹介したプロジェクトの内容を振り返り、今後の自分の活動を絞っていくテーマとして「地元」があります。
自分自身の地元を"誇れる地元"にしていきたい。そして、だれかの地元も"誇れる地元"にしていきたい。
これから徐々に自分の地元でも世代交代がはじまり、自分がプレイヤーとしてまちをつくっていくフェーズになっていくと感じています。
一度地元を離れてみて気づいた地元の良さも課題も全てひっくるめて、再解釈して価値に変えていきたいと思います。
そして、同じようなことが日本全体で起きたら日本はもっと面白くなるはずだし、持続可能なまちのあり方が見えてくる気がしています。
といった大きなヴィジョンも引き続き持ちながら、まずは着実に目の前のことに取り組んでいきたいと思います。
どうぞ本年もよろしくお願いいたします!