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海外インター校留学、「英語が飛躍的に伸びた」実例3つ

割引あり

「海外のインターナショナルスクールに行ったからといって英語ができるようになるわけではない」ということは、多くの方の知るところかと思います。

では、「どんな子」「どんな条件/きっかけ」で英語が伸びるのでしょうか。

今日は、私が実際に見た例を3つ、ご紹介します。



例1.「何も言えないのが悔しかった」(低学年で渡航、女の子)


Aちゃんは日本の小学校で低学年のときにマレーシアに渡航し、インターナショナルスクールに入学しました。日本でも英語の習い事はしていましたが、聞ける・しゃべれるという感じでもなく、英語は別に得意ではありませんでした。
(ただ、英語を聞くことはそれなりにやっていたようで、リスニング能力が最初からある程度あったのでは、と思います)

Aちゃんは、ちょっとシャイな女の子です。英語も話せないので、学校ではとても大人しい子だったそうです。同級生より英語レベルが低かったため、ESLのクラスを取ることになりました。

その学校のESLを担当した先生はちょっと怒りっぽいという噂で、怒られて泣いてしまった生徒や、怒られたことでしばらく学校が嫌いになってしまった子がいて、一部の保護者の間での評判はあまりよくない先生だったそうです。

さて、入学して数ヶ月がたったある日。
AちゃんはESLクラスでプリントワークをするように言われましたが、やり方がわかりません。わからなかったけれど、「わからない」ということも言えませんでした。なんて言っていいのかわからなかったのです。

すると、そのEALの先生が

急に厳しく怒ったのだそうです。どうやら「なんでやらないんだ!」というようなことを言っていたようだったということです。Aちゃんは驚いて、悲しくなって、泣き出してしまいました。

「さぼっていたんじゃないのに。わからなかっただけなのに。やりたかったのに」

幸い、別の先生や友達が慰めてくれて、心を落ち着けることができたそうですが、そのことを聞いたAちゃんの親御さんはとても心を痛めました。

ところが。

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