2025年2月の読書まとめ＋『グッドモーニング・キス 23』『大室家7』『税金で買った本14』紹介と感想

2月は仕事のために論文を読んだり資料を作ったりなど、自分のための読書の時間自体は少なかったですが、うまく隙間を使って本に触れない日を作らなかったので良かったです。
来月はもう少し読みたいなとは思いますが、仕事次第でしょう……。

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高須賀由枝『グッドモーニング・キス 23』集英社, 2024

阿部っちの恋の行方をメインにまりなの結婚も描かれた今作は、みっちゃんだけでなく久しぶりに太田ちゃんまで登場して嬉しかったです。

阿部っちは周りと比較して自分には何も良い所がないと悩んでますが、阿部っち好きとして「そんなことないよ！」って言ってあげたかったけど、ちゃんと昔からの友達たち、そして小野寺さんが阿部っちを見ていてくれて良かった。
岡玉先生ともすぐに仲良くなる阿部っちは相変わらずスゴイと思います。

水野さんも上原くんを気遣っていてほっこり。
果たして恋の行方はどうなるのか、次巻に期待！

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なもり『大室家7』一迅社, 2024

大分読むのが遅くなってしまいましたが、今回も楽しかったです。

巻が進むごとにめぐみがかわいくてしょうがない。
小学生組も微笑ましく、未来の風邪を見舞うために書かれた新聞も好きでした。

もちろん、大室家三姉妹の距離感も良き。花子の発表会のために衣装を手作りしてあげる二人は尊かったです。

もはや時々新作を読むのが当たり前の距離感になってきた本作。
新作が描かれることに感謝しながら、既に買ってある次巻を読みたいと思います。特装版特典のラフ集も良かったです。

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原作：ずいの　漫画：系山冏『税金で買った本14』講談社, 2025

館長補佐としてやってきた柏川の影響により、職員達の間に不満が燻り、石平くんがワクワクする14巻。

本の外函や付録の行方、正しい言葉遣いと一般に広まっている言葉遣いについてなど、今回も興味深い話題がたくさんありました。
仕事で電子カルテを使っている身として、使えなくはないけど細かな不満が積み重なるシステムにイライラするの分かりすぎた。

今の現場を知らないのに、昔の現場を知っていることでマウントとってくる柏川も困り者すぎます。
周りに乗り遅れた上に散々擦られた作品に手を出しづらい高校時代の白井さんの気持ちも分かりすぎる、色々と共感しすぎな一冊でした。

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