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しず恋っていいイベントだったということを語りたい
つい先日、静岡の掛川で行われたしず恋ってアイドルイベントに参加してきたのだがとても楽しかったのでその話をしたいと思う。
どんなアイドルが参加してたのかというとこんなアイドルである。
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何が良かったかって、地上のアイドルと呼ばれる層であるハロプロや48・ディアステのアイドルといわゆる地下アイドルと呼ばれる層のアイドルが競演していたことである。
今は地下アイドルをメインとしてオタクしているが元を辿れば僕も地上のアイドルを見るところからアイドルオタクがはじまった。
アイドルにそんな詳しくない頃に推しグループがTIFに出てたのでなんとなく行ってみたら他のアイドルグループも気になって徐々にアイドルオタクとして深みにハマっていったのである。
詳しくないからとりあえず涼しいZEPPダイバーシティのメインステージとかから見てたので当然と言えば当然だった。
そこからふとしたきっかけで地下アイドルと呼ばれる層に触れてそっちの比重が高くなったのだがやはり地上のアイドルのライブはいつ見ても楽しい。パフォーマンスも楽曲のレベルも高く、曲を知らなかったとしても初見で楽しい!と思わせてくれる。
元々が地上寄りのアイドルを見に行っていたからなのか昔はこういう地上のアイドルも地下アイドルも競演する様なイベントってなんだかんだあった気がするんだけど、最近は数年前程見かけない気がする。
個人的に地下アイドルの限界感ってこういうところにあると思っていて、いつも似たようなレベルのアイドルとばっかり対バンしててオタクももう見飽きたよってなりがちなんだけど、こういうイベントに出て新しい層に見つかるってのが無いと面白くない。
数年前まではTIFで見つかったアイドルみたいなのが居たけど、TIFが正しくそういうメジャーなアイドルとまだ見つかってない実力がある地下アイドルの共演があって普段見てもらえないそうのオタクに見てもらえたからだと思う。
そうは言ってもイベントのタイムテーブルやステージ構成次第ではそのチャンスすら生まれなかったりするが今回のイベントはその辺がとても良かった。
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メインとなるふじさんステージと、第2のステージであるうなぎステージが微妙に被るものの数曲は見れる構成になっていた。
更に、会場がコンパクトにまとまってて、隣のステージを見ようとしてもすぐ移動できる距離感だったのも大きい。
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こういう地上と地下が交わるようなイベントはワクワクするからもっと普段からやって欲しいがあまり無いのが実態である。
最近の中ではクマリデパートがやってたツーマン企画とかくらいではなかろうか。
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もっと上のレベルを目指している地下アイドルこそ、自分達よりレベルが上のグループと対バンしてもっと上を目指して欲しいしパフォーマンスのレベルとして戦えるのか、全然勝てないのかみたいなことを感じてもらいたい。
過去に僕の推しグループのひとつであるRingwanderungの対バンで痺れたのがこの対バンである。
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のエクストロメのフライヤー
そもそもRingwanderungは歌が上手いとパフォーマンスの評判もよくこの時のRingwanderungは勢いもあっていい勝負になるんじゃないか?と個人的には思っていたが、ライブか終わったときには「やっぱりヤナミュー強すぎる。」という印象だった。とはいえ、ヤナミューのセトリにDoneが入っていたことによりRingwanderungはヤナミューに本気出させたみたいな雰囲気ではあった。
地下アイドルってある程度の動員があれば自己満レベルのパフォーマンスでも成り立つ世界なんだと思う。それでも、中にはもっと売れて上を目指して行こうというグループも居と思う。そういうグループこそ、自分達が目指す方向性に近くてもっと上のレベルのグループと戦うような対バンイベントを沢山やって磨かれて欲しい。
今回のしず恋はハロプロ好きなアイドルが憧れのあの人達と競演できるってテンション上がってたツイートを沢山見かけた。
個人的にはそういうアイドルのやる気やモチベを上げられるイベントを組むのが運営でありイベンターの仕事のひとつだと思う。
今回、メインステージトリのSKE48プリマステラのときにこのイベントに出演していた静岡のロコドルのMarble-Mapleさんがキラキラした目でステージを見てたのが印象的だった。
ライブと特典会ありがとうございました!
— 🍁あもね🐱♬︎ Marble-Maple (@amone_satosaya) April 16, 2023
この後はドリンクブースで売り子さん&ビラ配りします!
是非来て下さい〜☺️
お茶ステージの近くだよ〜🍵
#マーブルメイプル #聖彩天萌音 #しず恋 pic.twitter.com/wOo4kAjQwm
アイドルに憧れてアイドルになった子達には憧れる人達のステージを見てもっと私も輝けるように頑張ろうって思って欲しいし、こういうイベントのときは時間が許す限りステージ見て欲しいし運営さんはそういう風にスケジュール組んであげてほしいと個人的には思う。
今回のしず恋はfishbowlのプロデューサーであり数々のアイドルグループに楽曲提供しているヤマモトショウさんがイベント運営として関わってたことにより実現した側面もある と思うが、もっと他のアイドル運営でもできると思うんだけどな…。
ジャイアントキリングじゃないが、俺より強い奴に会いに行くっていうストリートファイターのリュウみたいなイベントどんどんやって欲しいなと思ってこの記事を締めたいと思います。