【映画感想】マディソン郡の橋
お家で鑑賞しました。
感じた事を綴ります。
あらすじ
キャスト・スタッフ
監督:クリント・イーストウッド
キャスト
クリント・イーストウッド
メリル・ストリープ
感想
メリル・ストリープが好きで、いつか観よう観ようと思ってたら先日csで丁度放映しててやっと鑑賞。
まず、当たり前なのだがメリル・ストリープの演技が上手すぎる。他の映画を観てても思うけど、本当にそこで生きている人にしか見えなくなってくるんだよなー。凄いとしか言いようがない。上手すぎて怖い笑(褒めてます)
あと思ってたより結構泣いた。すごく雑に言ってしまうと男女の一夏の恋であり、不倫でもあり、美化された物語なのだが、多分そういう事じゃなくて、人間愛というか、動物愛というか、もっと大きな括りの愛がテーマとして感じられたから泣いたのかなと思う。
また、フランチェスカの、田舎主婦で毎日同じような暮らし、家族は好きだし幸せも勿論感じてはいるけどキラキラしたときめきのようなのものは無く、淡々と家事をこなし、私の人生って何なんだろうと悶々とする。そんな描写から、自分の母親と10代の時の自分の関係性を思い出して、何とも言えない気持ちになった。自分の母親は当時どう思ってたかな、幸せだっただろうか、辛かったであろうか。私は言葉でも態度でも感謝の気持ちを伝えてなかったし、当たり前すぎて感謝の気持ちすら持ってなかったかもしれない。わかってなかった自分、出来てなかった自分が情けなく、当時の母親に申し訳ない気持ちで溢れた。
この映画を観て、人にとっての「幸せ」「愛」って何だろう、貴方は何を感じた?って聞かれたように思った。
人が人を愛する美しさと複雑さ、理屈と理屈じゃ説明できない感情。
人って本当単純で面倒で厄介で愛おしい存在なんだなと泣きまくった日でした。