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#7 今週の「名言とことば」

 今週、10月3日~7日までの「名言とことば」です。
 今週より、本連載「今週の「名言とことば」」の投稿をこれまでの土曜日から日曜日に変更しました。
 今後とも、どうぞ宜しく御願いします。

#30「千里の道も一歩から」―老子

ろうし【老子】道家の祖。中国、春秋時代の人物とされる。史記によれば、姓は李、名は耳、字は聃(たん)または伯陽。楚の苦県(こけん)厲郷(れいきょう)曲仁里(河南省)の人。周の守蔵室(図書館)の書記官。乱世を逃れて関(函谷関または散関)に至った時、関守の尹喜(いんき)(関尹子)に乞われて「老子(書)」を著したという。

『広辞苑 第七版』

 まず、「千里の行も足下に始まる」語釈の全文を記しておきます。

【千里の行も足下に始まる】[老子第64章]遠い旅路も足元の一歩から始まる。すなわち遠大な事業も手近いことから始まる。「千里の道も一歩から」も同意。

『広辞苑 第七版』

 途方もない道に乗り出した時。人はついつい、目標点だけを見て「こんなの無理だよ」と思ってしまいがちです。
 しかし、そこまでの道のりですることは、簡単な目標に辿りつくまでのものと変わりません。どちらも、一歩一歩、足を踏み出していくのみ。
 めげそうになった時。まずは、足元を見てみてはいかがでしょう?

#31「己の欲せざることは人に施すことなかれ」―孔子

こうし【孔子】中国、春秋時代後期の学者・思想家。儒家の祖。名は丘。字は仲尼(ちゅうじ)。魯の昌平郷邑(すうゆう)(山東 省曲阜)に生まれる。文王・武王・周公らを尊崇し、礼を理想の秩序、仁を理想の道徳とし、孝悌(こうてい)と忠恕(ちゅうじょ)を理想達成の根底とした。魯に仕えたが容れられず、諸国を歴遊して治国の道を説くこと十余年、用いられず、帰国して教育と著述とに専念。その思想や言動は言行録「論語」に記されている。後世、文宣王・至聖文宣王と諡(おくりな)され、また至聖先師と呼ばれる。(前五五一~前四七九)

『広辞苑 第七版』

 「されたくないことは人にするな」とよく言いますね。
 逆も同じ。
 人にされたいことは、まず人にしてあげましょう。
 もしかしたら相手は、「もしこれをして迷惑がられたらどうしよう」とか思っているかもしれません。「これするの、ちょっとめんどくさいな」とか思っているかもしれません。
 そんな時に背中を押すのは、それをしてほしい自分の行動しかないでしょう。
 人にしてほしい事は、まず自分からしてあげてみましょう。

#32「長所を発揮するように努力すれば、短所は自然に消滅する」―渋沢栄一

しぶさわ-えいいち【渋沢栄一】実業家。号は青淵。武州血洗島村(埼玉県深谷市)の豪農の子。初め幕府に仕え、明治維新後、大蔵省に出仕。辞職後、第一国立銀行を経営、製紙・紡績など多くの企業設立に関与、財界の大御所として活躍。引退後は社会事業・教育に尽力。子爵。(一八四〇~一九三一)

『広辞苑 第七版』

 人は、自分の短所だけを見つめて塞ぎ込んでしまいがち。
 でも、そんなときは長所を探してみるようにしてみてください。もしくは、周りの信頼できる人に聞いてみるのもいいかもしれません。
 今まで気づかなかった、見えていなかった長所が沢山見えてくるはずです。
 そして、その長所をどんどん伸ばしていけば、やがて短所が目立たなくなるでしょう。

#33「夢を見るから、人生は輝く」―Wolfgang Amadeus Mozart

モーツァルト【Wolfgang Amadeus Mozart】オーストリアの作曲家。ウィーン古典派三巨匠の一人。幼時から楽才を現し、短い生涯中、六〇〇曲以上の作品を書いた。同時代の音楽の長所を整然たる形式に総合し、ウィーン古典派様式を確立。多くの交響曲・協奏曲・室内楽曲のほか、歌劇「フィガロの結婚」「ドン=ジョヴァン二」「魔笛」や「レクイエム」などがある。(一七五六~一七九一)

『広辞苑 第七版』

 夢。それは、人の生きる希望です。
 夢があるからこそ、人は明日を楽しみになる。悪いことがあった日も、この先何かいいことがあるさと思える。
 そして、それは現実的なものでなくてもいいのです。むしろ、達成されない夢の方が、永遠に生きがいを失うことが無くていいのかもしれない。
 時間を忘れて熱中できるような夢を絶やすべきではありません。

#34「とにかくバッターボックスに立ってみる。バットを振ったら当たるかもしれないじゃないですか」―若宮正子

若宮 正子(わかみや まさこ、1935年〈昭和10年〉4月19日 - )は、日本のITエヴァンジェリスト。電子掲示板「メロウ倶楽部」副会長。2017年に81歳でiPhoneアプリ「hinadan」を開発した世界最高齢のプログラマー。ハンドルネームは「マーチャン」。

「Weblio辞書」より、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/12 22:53 UTC 版)

 小さいころ、運動会が苦手でした。何故でしょうね?きっと、「負けたらどうしよう」とか「恥かくんじゃないか」とか思っていたのでしょう。
 しかし、そんなことどうでもいいと思うようになってからは、運動会はただの行事程度のものです。
 とまぁ、こんな話は上のことばからは外れているかもしれませんが。
 大事なのは、とにかく戦いの場に立ってみること。そこで試しに腕を振って見たら、意外といい結果を残すことができるかもしれません。


 さて、今週もまとめていきました。
 冒頭にも書いたとおり、今後のこの投稿は毎週日曜日の公開とします。
 今週もありがとうございました。今後とも、どうぞ宜しく御願いします。

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