アラサーうつ病になる、詰んだ。#11ーサポステに通うべき?
自分を知る
サポートステーションに通い出した私は初回面談、適職検査の後、自分の興味がどこにあるのか調べるテストも受けました。「MIO職業興味チェックリスト」と「CaPT性格検査」の二種でした。どちらも心理テストのような質問に答えていく形式でした。
「MIO職業興味チェックリスト」
どのような職業に興味があるか測るものでした。結果は以下の通りでした。
興味高:文芸・指導・対人サービス
興味低:機械・研究・計算
あからさまに文系な結果でした。グラフがとてもジグザグとしていました。
「CaPT性格検査」
職業に関連した性格特徴を見るものでした。結果は以下の通りでした。
傾向高:熟考性・親和性
傾向低:創造性・活動性
この結果を見ながら、また担当の方と話しました。この結果に納得がいくか、思い当たるところがあるか、自分の過去の経験や考え方を沢山聞き出してくれました。話している内に自己分析が深まっていき、どういう仕事なら続けられそうか筋道を立てることができました。自己分析をしっかりしたつもりで挑んだ転職が超短期退職という結果で終わった私にとって、データとして自己分析を進めることは非常に安心感がありました。そして、私は仕事をしていない自分を責めながらも求職活動を再開しました。
サポステに通うべき?
求職活動の具体的なお話は次回以降で書き留めたいと思いますが、先にサポステのお話しをまとめてしまいたいなと思います。サポステを検索すると、「おかしい」や「意味ない」といった声もよく見かけましたが、結論、私は通って良かったなと思っています。参考になるか分かりませんが、実際に通ってみた私がどう感じたかを記録しておきます。
サポステで主に利用させて貰ったのは担当の方との「面談」でした。
面談の中で、私はこのようなことをして貰っていました。
■仕事の求人を一緒に見てもらう
適職診断や性格検査なども踏まえて、ここは合いそう、ここは面接で確認したほうがいいと言った感じで意見をもらってました。
■面接の感想を聞いてもらう
上手くいったこと、いかなかったことを聞いてもらいました。学生時代の就活との大きな違いは孤独なことだと思います。就活時代はこんな面接されたと友達たちと愚痴ったりすることで発散していました。転職活動中はそういった仲間を見つけるのが難しいので、担当の方に聞いてもらい消化してました。
■履歴書や職務経歴書にアドバイスをもらう
あとは、たまに行われていたセミナーのようなものにも参加しました。「ストレスとの向き合い方」や「自己PRの書き方」など色々なものが開催されていました。そちらに参加すると同じように求職活動中の方との交流する機会もあり、楽しかったです。
サポステは直接求人を紹介してもらうことは出来ません。その為、サポステに行く=仕事が見つかるにはならないです。どれだけアドバイスをして貰っても結局行動を起こすのは自分です。それでも、私はサポステという存在に出会えて良かったなと思っています。私は救われました。無職になるとどうしても、”社会との繋がり”が希薄になっていくと思います。外に出て人と話す。そのことが私は非常に億劫になっていました。その為、サポステに通うことは一種のリハビリのように感じていました。賛否はあるようで、サポステにいる時も「ここで何をして貰えるんですか?」や「プライベートなことなので開示したくありません」といった高圧的な利用者の方も見かけました。様々な背景があってそういう言葉を仰ってるのは理解は示しますが、やはりこういった方はあまり向いてないサポートサービスなのかなと思っていました。私は孤独な求職活動のことの話を聞いてもらえるだけで有り難かったです。担当の方と合う合わないもあると思うので、恵まれていたなと思います。無料で利用できるものなので、困っている人は一度相談してみたらどうだろうか、と思っています。
長くなりましたが、この辺りで。次回は求職活動のことに進みます。
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