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アラサーうつ病になる、詰んだ。#4ーブレーキが踏めないけど退職へ

おしごと

心療内科で漢方をもらった私はそれを飲みながら、仕事を続けました。薬を飲むと体調がマシになったので、なんかこのまま治るんじゃね??って思っていました。甘い。仕事はちょうどこの時期に繁忙期にも入り、辞めたいという言葉も言い出せず。そもそも、体調を崩していることも伝えられないまま弱りきった身体からなんとか力を振り絞って毎日出社しました。今だから思います。この段階で診断書を貰って休職すべきでした。正常な判断力がなくなっていた私を恨みたい気持ちですし、心療内科の先生も止めてくれたら良かったのになぁと思ってます。そして、それから3ヶ月ほど経った時、突然の発熱があり倒れました。

コロナと自宅療養

すぐにPCR検査をしてもらい、陽性ということが判明しました。熱は2日ほど続きましたが、それ以降は解熱した為、自宅療養しておりました。熱が治まったものの、身体のだるさや呼吸のしずらさが残りました。きっと体を酷使して免疫も落ちていたからこそ、罹ってしまったんだなと思いました。自分自身でブレーキがかけられなくなってしまっていましたが、体調を壊したことで緊急停止がかかった気分でした。ベッドに横たわる1週間。そして、天井を見つめ思いました。もう頑張れない、と。

退職へ

療養を終え出勤したのち、すぐに上司の元に伺いました。面談の時間をもらい「退職します」と伝えました。理由を聞かれましたが、体調的に厳しいことを伝えました。「部署移動ではダメなのか?」「休職じゃダメなのか?」「なんとか続けられないのか?」などなど、有難いことに説得がありましたが、もう意志は固く何を言われても、揺るぎませんでした。今、冷静な頭で考えると経済的にも休職という選択肢がベストだと思うんですが、とりあえずもう会社から離れたいという頭でいっぱいになった為、そちらを優先してしまいました。もちろん転職先も決まってませんでした。それでも、マネージャーや部長の方ともお話をして無事退職が決まった時は、とても心晴れやかな気分でした。退職の時には色紙をもらったり花束をもらったり、嬉しかったです。自分の後輩たちが涙を流してくれている姿を見て一緒に泣いたことはとても良い思い出です。

次回、退職後のことについて書いていきます。


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