アラサーうつ病になる、詰んだ。#2ー重い扉
重い扉
胃が痛い、眠れないなどの症状を抱えつつ、胃カメラを飲んでも特に異常がなかった私はいよいよ原因が心身的なものなのかもしれないと思い始めました。過去に家族が精神的に病んだことがあって、その際は一緒に心療内科に行こうと連れていったことを思い出しました。しかし、診療後家族は泣いてました。話したくないことを根掘り葉掘り聞かれたと。だから、あまり心療内科にいいイメージがありませんでした。気が乗らない。行きたくない。心療内科の扉は私にとってひたすらに重かったです。
いざ予約の電話
インターネットで近くの評判良い心療内科を探しました。レビューを一つずつ見ては、一喜一憂してまた行きたくないなという思いに塗れてスマートフォンを閉じる。そんな生活を繰り返していました。この頃はもう冷静な判断があまり出来ていなかったと思います。だから行動を起こすのにとても時間がかかった。やはりきちんと判断が出来る状態の時に、ストレスから逃げる選択を取る必要があったんだと思います。反省。時間はかかったものの、それでも身体は限界だったので、意を決して良さそうなところに電話しました。元々電話がすごく苦手なので、とても緊張しました。電話をするととてもやさしい雰囲気の女性のスタッフさんが電話に出てくれました。今の状態のことを伝えると「それはお辛いですね」と寄り添ってくださりました。ただ、予約が数ヶ月埋まっていて…と言われてしまいました。インターネットで色々と調べている時、予約が非常に埋まっていて数ヶ月待ちはざらにあるという風な前情報を入れていたので、想定内の範囲でした。それでもいいと伝えて予約を取りました。なんとか電話を終えてほっとしていると、すぐに電話が鳴りました。出てみると先ほどのスタッフさんで、たまたまキャンセルで予約が空いたので、是非来週いらしてくださいとご連絡をいただきました。私にとってはとても救われた気分でした。予定よりも早く予定を取れた私は心療内科の扉を叩くことにしました。
次はいよいよ心療内科に行きます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?