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ささかわの読書感想文
2018年11月13日 16:10
今月7日に発売された文芸誌「新潮」12月号の「差別と想像力」特集を読んで、心がすごく揺さぶられた。 もう少し具体的に言うと、差別をめぐる「被害者意識」と「加害者意識」のはざまで揺さぶられた。 これまでわたしは「被害者」の立場でものを言うことがすごく多かった。母子家庭だとか、田舎出身だとか、新聞配達をした苦学生だとか……自分のまわりの環境を「弱者」的にとらえて、「それでもわたし東京でが