自己紹介|はじめてのnote - 24歳で独立したネイリスト
はじめまして、ネイリストのrinaro(リナロ)です。
これからのんびりと、noteを始めることにしました。
noteで発信していくこと
このnoteでは、私の経験を踏まえ、個人でネイルサロンを運営する上での働き方・考え方・お金の話をメインに発信していきます。
(もしかしたら趣味のことも書くかもしれません)
ネイリスト以外の方でも、気軽読んでいただけるような内容にしていこうと考えております。
さっそく自己紹介です。
自己紹介
ざっくりとこんな感じです。
最近はピラティスに通っております。
私がネイリストになった経緯を、二度書くことはないと思うので、長くはなりますが詳しくお話しさせてください。
ネイルを知ったきっかけ
私が小学校高学年の頃に、母がジェルネイルをやり始めたのがきっかけでした。
それを見て爪に色をつけるということに興味を持ち、当時はネイル雑誌を読んだり、100均で買ったネイルチップとマニキュアで遊んだりしていました。
ピアノ・絵・料理・編み物。
とにかく自分で何かを作ることが好きでした。
初めてネイルサロンに連れて行ってもらったのは、中学2年の夏休み。
母としては、世の中はいろんな職業があるよ、という社会見学のようなことをさせてくれたのだと思います。
薄ピンクのシンプルなジェルネイル。
夏休みの間のたった1ヶ月でしたが、この体験が今の人生を導いてくれた大きな出来事でした。
服を作っていた学生時代
ものづくりが好きという理由で、気軽な気持ちで服飾科がある高校に進学しました。
これが結構大変で…特に学期末はテストと課題の〆切が被るので地獄のようでした。
友達と電話をしながら、徹夜で課題を縫ったのは良い思い出です。
とても忙しく目まぐるしい日々でしたが、色濃く、良い青春時代を過ごせました。
ここで服作りの楽しさを覚えた私は、専門学校も服飾に進み、卒業してからの1〜2年間、服関係の仕事で働くことになります。
この時代はセルフネイルをしたりサロンに通ったり、一消費者としてネイルを楽しんでおり、ネイルを仕事にしようとは考えてもいませんでした。
闇散らかした新社会人
専門学校を卒業して就職はせず、フリーで型紙や縫製の仕事をしながら、アパレル販売員のアルバイトを始めました。
最悪だったのが、ちょうどコロナ禍真っ只中。
アルバイトはシフトを充分に入れてもらえず、フリーの方は働いても働いても、収入は少ない。
でも好きなことやれてるし…というその時の感情だけで動いて満足していました。
満足しない収入のまま1年が過ぎ、私はフリーの仕事で新しいプロジェクトの展示会をお手伝いすることになりました。
この展示会が、病み散らかした原因といっても過言ではないものとなりました…。
パタンナー (型紙を作る人)としてはまだまだ未熟だったので、プロの方にサポートしてもらいながらという話で参加させてもらいました。
しかし、実際はその方が忙しく、仕事の半分は全任せ。
アルバイトから帰った後も毎日作業して、毎週ミーティング。
パソコンに触れない日はありませんでした。
仕様書やサンプルや実物の手直しなども行い、忙しい毎日。
この頃から徐々に身体に疲れが出始めます。
展示会前の2ヶ月は、休みがなく働き詰めで、何とか当日を迎えられました。
半年かけて準備した展示会をやっと終え、いざ報酬は…
13万。
聞いていたギャラよりもずっと低く、最後に「もうちょっと下げてもいい?」とお願いされ…
ここでパタンナー志望だった私の夢は打ち砕かれました。
同時期に、恋愛も上手くいっていませんでした。
詳しくは触れませんが、精神的暴力のようなものを受けていたと後から人に言われ気付かされました。
みるみる食欲がなくなり、寡黙な父から「食べなきゃガリガリになっちゃうよー」と言われ、初めて自分が痩せていることに気づきました。
元から痩せ型だったのですが、高校から変わらない体重が2kgも落ちていたのです…(35kg→33kgくらい)
そして私は鬱症状に悩まされ、次第にアルバイトでボロが出始めます。
物忘れをしたり、レジを間違えたり。
今まで簡単だったことが出来なくなりました。
これが引き金になり、出来ない自分を責め、壊れそうな危機感を感じました。
仕事、お金、恋愛。
全てがどん底。
前から職場の方ともそりが合わなかったこともあり、私は限界を感じ、事情を説明しその月いっぱいでアルバイトを辞めさせてもらうことになりました。
ネイリストを目指して
次やりたいことは、ネイル一択でした。
中学2年の夏休みの思い出があったし、好きなことを仕事にしたかった。
ただそれがアパレルでは向いてなかっただけです。
母に相談するのはとても勇気がいりました。
高校と専門学校で高い学費や材料費を出してもらって、違う道に進むなんて。
なんて親不孝なのだろうと、子供ながらに思ってました。
でも母は受け入れてくれました。
一日中部屋にこもって泣いたりした日があったので、辛いことがあったのか?くらいは思ってくれていたのか、
何で?とは聞かずに、「前からネイル好きだったのは知ってるし、やりたいことならいいんじゃない?」と、言ってくれました。
私はここで、結局は親だけが本当の味方なんだと、この人の子供で良かったと初めて思いました。
親のことを元彼に否定された過去があるのですが、それを言って許されるのはその子供だけですよね。
怒られるたび親にイライラしていた感情は、この時から少し変わりました。
それからは未経験で雇ってもらえるネイルサロンを探し、一からネイルの技術を学びました。
そして一年半で独立し、自分のお店をオープンして今に至ります。
なぜnoteに書くのか?
美容コンサルタントの方にお店の取材を受けた時に、「若いですね!この歳でこんなに考えてる方なかなかいないですよ」と言っていただけました。
最初はそんなことないのに…と思っていたのですが、その取材を受けた時やお客さんと話をしている時など、人と話していくうちに、しっかりと自分の考えがあることがわかってきました。
この考えに誰か興味を持ってくれる人がいるかな?
考えをしっかりと発信できるのは何か?と考えた時、XやInstagramはタイムラインで流れてしまいますが、noteなら書いたものが積み重なる。
一番気軽に、かつしっかりと言葉を使って伝えられるのがnoteではないかと思い、書くことを決めました。
始めた理由は他にもあるので、またそれについても、記事に出来たらと考えています。
長くなってしまいましたが、これからも記事を書いていきますので、楽しんでいただけたら嬉しいです。
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