#1 残業
「残って業務を行う」という行為に名前がついていて、「残業」という。わざわざ残って仕事をしている人が大多数な気がする。
ただただ残って仕事する分にはいいが、少し気になるのがその「残業」が評価対象になりうることだ。
10の時間で10の業務をこなすことが好ましいが、人間は完璧ではないので、10の時間で9の業務をするとしよう。この場合10の業務をその日にやり遂げるには約11の時間が必要である。これは残業である。
一方で、15の仕事で13-14の業務をこなす人がいる。この人は 優秀 なのだろうか。
たしかに、この人のおかげで業務の進行度合いが進み、決められた期間で比較するといっぱい働いているといえる。では「定時」とはなんだろうか。
定められた時間が設定されている以上、残業をする義務は一切ない。しかしながらこの人が存在するために、「相対的に」自分は仕事をしない人だと評価されるのではないかと心配になってしまう。
10の業務を行うための残業はするべきかもしれないが、それ以上の業務をこなすための残業はできればしないでいただきたい。会社が「絶対的に」評価できるのであればいいが、これは難しい。そもそも人によっての10の業務は違うのだから。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?