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79.心に残る上司の言葉
社会人2年目に、すごく救われた上司の一言があり今でも支えになっているものがあるので、#心に残る上司の言葉 というお題に参加してみようと思った次第です。
社会2年目の頃、とあるチームに参画しました。
チームリーダーも、チームメンバーもすごく仕事ができる方々ばかりで、
「足を引っ張らないように頑張らないと…!」と肩に力が入ったのを覚えています。
仕事を進めていく中で、私は社会人経験が少なく、また技術面もまだまだ拙い中でついていくのもやっとで仕事をしていました。
業務も1回で覚えようとするあまり、「業務がわからなくても2回聞いてはいけない」という強迫観念にかられていました。
冷静に考えれば、仕事を進める上でわからないまま進めるよりも、わからないことを解消してから仕事を進めた方が認識齟齬もなく手戻りも少なくなるのでいいのですが、その当時はそんなことすら気づかず仕事をしていました。
そして、何度かミスをしてしまい、そのミスをカバーするために残業を重ね、チームリーダーの方に「そんなに残業があるのはなぜなのか?」と問われました。
そこで初めて業務理解が乏しいことを打ち明けたところ、チームリーダーがおっしゃってくれたのです。
「仕事のやり方や業務内容が覚えられないのは、あなたのせいではなく教える側の教え方がわかりづらかったということだから、わかりづらい時は僕のためにも『わかりづらい』と教えてほしい」
そんなことをおっしゃってくれた方は初めてでしたし、なんて優しい方なんだ…!とすごく感銘を受けたのを覚えています。
ずっと私自身の勉強・技術不足が原因だと思っていたけど、チームリーダーの方にも原因があるから教えて欲しいと言うことで、私がチームリーダーの方に話しやすくなりましたし、私がリーダーや教える立場になった時は同じように相手に接しようと思いました。
今でも、仕事をする時の信条にしています。