心に残った、ホラーゲーム
ご無沙汰しています。noteを見ていると、書いてみたいと思ったタグがあったので応募してみたいと思います。
いよいよ夏が近くなってきまして、夏と言えばやっぱりホラーゲームという人も多いでしょう。今でいうとバイオ8なのかな。そして僕は、ホラーゲームがめちゃくちゃ苦手です。嫌いではなく、シンプルに怖いってだけです。ホラー映画とかも予告すらまともに見れないレベル。
ただ、僕はホラー作品の物語が非常に気になるタイプで、小説はちょこちょこ読んだりします。かの呪怨とかも映画は見たことないけど小説は1,2両方読んだりしています。
さて、ホラー作品自体に興味はあるけど怖すぎてゲームはまともにクリアもした事がない僕の、心に残るホラーゲームって何でしょうか。
それは「SIREN:New Translation」です。そうです、どうあがいても絶望のあれです。そして例によってクリア出来ていません。
SIRENとの出会いはCMでした。もうそれはそれは怖すぎるCMです。特に初代のCMなんかトラウマです。勿論購入する勇気なんかなく、でもストーリーが気になるという日々を送っていました。そんな中、SIREN好きの友人が大学にいてSIREN:NTを見せてもらいに行ったのが、ゲーム画面のSIRENとの出会いです。
村の雰囲気や屍人の怖さが猛威を振るう中、特徴的な視界ジャックシステムに感動しながら友人のプレイを見ていました。
「よく進めるな、、」「慣れたらアクションゲームと一緒やで。難しいバイオみたいな。」「バイオも怖すぎてやってへん。」「バイオって三國無双とあんま変わらんやろ?」「変わるやろ、、」ホラーゲーム好きの言うことは何も当てになりません。
まぁとはいえ上手に屍人を捌き、どんどん進めていく友人のプレイは見ていられました。その時突然「屍人って、人間やった時の行動を永遠に繰り返すねんで。自分らがまだ人間やと思ってんねんやろなぁ。自分らが正やと思ってるから、襲ってくるらしいわ。そういう目で屍人見てみ、そんな怖ないやろ。あとこの村ループすんねん。」と言い放ちました。
「え!何その面白い話。ただのゾンビじゃないと。自分はまだ村民やと思ってるゾンビで、好意で襲ってくるのかい!?ループ!?」となり僕の興味が爆発しました。そういえば視界ジャックの時に何か喋ってるし、人みたいな行動取ってるなぁと見入りました。
そして1-2時間見せてもらった後に、「貸したるわ。自分でやってみぃや。難しいし最初は怖いけど慣れたらこんなもんや。」とソフトを渡され、帰路の着くのでした。
その後、SIRENE:NTのDISCは僕のPS3に吸い込まれる事なく1ヶ月放置され、借りた状態のまま友人宅に戻り、友人がクリアするのを横で見る事になります。
そしてクリア後。僕は超長編のホラー映画を見たような感覚で、「やっぱりホラーゲームって面白いな。こいつに色んなホラーゲームやってもらおう。」と思い、気になっていたホラーゲームをやってもらう日々が続くのでした。必ず一度はクリアしているゲームばっかりで、友人はさぞ辛かったと思います。
僕は一度も自分でクリアした事はないけど、ホラーゲームに割と詳しいのはSIREN:NTとこの友人のおかげです。そんな心に残ったホラーゲームの話でした。