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言葉に生かされていたって話。

これは過去の話でもあるし、現在の話しでもあるし、未来の話でもある。

僕はかなり根暗な26歳である。

まぁ原因ははっきりしているのが唯一の救い。

中学生時代、本当に生きづらい思いをした。

別にイジメにあっていた訳じゃ無い。

僕自身がイジメられたと思っていないからそれは確かなこと。

ただ、あまりにも世間知らずで、無知だった。

全校生徒100人も居ないような小学校を卒業して、

全校生徒600人以上もいる中学校に入学した。

もう世界が違った。そこにはヒエラルキーが存在していた。

なんだかんだあって僕はヒエラルキーの最下層。

なんとなくで虐げられて辛かった。

でもちゃんと登校はしてた。本当は休みたかったけどさ。

両親が「途中で帰ってきてもいいから、とにかく行きなさい。」って言うもんだから(笑)※今となっては感謝してます。逃げ癖がつかなかったから。

でも辛い。毎日どう目立つことなく、やり過ごせばいいか。それだけを考えていた。

そんな僕の救いは、Mr.Childrenやスピッツの歌だった。

辛い学校から家に帰れば、

母から貰ったカセットのウォークマンでずっと聴いてた。

何度、彼らの言葉に支えられ、背中を押して貰ったことだろう。

彼らの言葉は、僕を否定することなく、肯定してくれた。

そんな言葉を制服のポケットに詰め込んで行くだけで楽になれた日々があった。

僕は、言葉に生かされていた。

これは否定しようがないし、したくない。

だから言葉が好きになったし、コピーライターを目指そうと思った。

誰かを幸福にする言葉を書いて生きたい。今も、これからも。

僕を生かしてくれた言葉は、まだちゃんとポケットの中にある。

そんな話。

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